2005/08/04掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
『ゼルダの伝説』の音源をバックにラップする「zelda」なる曲を持つ白人ラップ・グループ
“8ビット”、8ビット・パソコン「MSX」のみでアルバム全楽曲を作り上げた
“araki kenta”、ファミコン・ミュージックを生演奏する米バンド
“The Advantage”……これまで当欄では、8ビット・サウンドをリスペクトするアーティストを数多くご紹介してきましたが、本日ご紹介する“Xenocanon”なるアーティストもそんな仲間のひとつです。
Xenocanonはファミコンを中心にした8ビット・ゲームや日本の怪獣映画などへのリスペクトを、骨太なエレクトロニック・ダンス・ビートに乗せて披露する、米カリフォルニア出身のエレクトロ・ボディ・ユニット。ライヴではギターとシンセのメンバーを加えているものの、基本はcory youなる人物のソロ・ユニットとして活動しているそうです。
先日7月26日には、ファミコン・ディスクシステムの名作ゲーム『メトロイド』を題材にした「Metroid Girl」のリミックスEP『Metroid Girl』(写真)と、4曲入りのEP『MegaMech』を海外にて発売し、そのどちらでも麻薬のような陶酔感を生む独特のダンス・ロックを披露しています。
公式HPではEP収録曲の試聴も可能となっていますので、気になる方は訪れてみてはいかがでしょうか? 謎のグループ、
トンガリキッズのデビュー・シングルが大ヒットを記録するなど需要は高いと言える、8ビット・リスペクト・ミュージシャンたち。次はどんなのが現れるのか、楽しみですね!
●EP『MegaMech』
(01) Press Start
(02) 1989
(03) Fuchikoma
(04) Megaman Unite
(05) Bargainhunter
●EP『Metroid Girl』
(01) Metroid Girl (original demo)
(02) Metroid Girl (Interfaced mix)
(03) Metroid Girl (wet & wore out mix)
(04) Metroid Girl (reprise)