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最後の来日迫る! アーノンクール、ウィーン・フィルとの『ドイツ・レクイエム』リリース

ニコラウス・アーノンクール   2010/09/29 14:08掲載
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 巨匠指揮者ニコラウス・アーノンクール(Nikolaus Harnoncourt)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の新譜『ブラームス:ドイツ・レクイエム』(SICC-1369 税込2,520円)が9月29日にリリースされます!

 その50年以上にわたる演奏活動で、つねに音楽の本質とは何かを探求し続けてきたアーノンクール。2009年12月6日には80歳の誕生日を祝いましたが、衰えを知らぬ充実した音楽活動を続けています。

 2010年10月から11月にかけては、2006年以来4年ぶりとなる来日公演が決定。アーノンクールが長距離の海外演奏旅行に出るのは今回が最後ということで、東京のみで声楽曲の大曲2曲を含む3種類のプログラムによる6回の公演が予定されています。

 その来日を記念してリリースされるウィーン・フィルとのブラームス『ドイツ・レクイエム』。2007年12月にライヴ・レコーディングされたものです。

 アーノンクールはこの曲を1980年代に初めて取り上げていますが、録音として発売されるのは今回の演奏が初めて。旬のゲーニア・キューマイヤー(S)、円熟のトーマス・ハンプソン(Br)という気心知れた名歌手を独唱に、アーノンクールの声楽曲演奏には欠かせないアルノルト・シェーンベルク合唱団を合唱に起用。

 まったく新しい視点から見つめ直された『ドイツ・レクイエム』の決定的な演奏の登場と言えるでしょう。


※9月29日発売
ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
『ブラームス:ドイツ・レクイエム』
(SICC-1369 税込2,520円)

[収録曲]
01. ブラームス:ドイツ・レクイエムop.45

[演奏]
ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ゲーニア・キューマイアー(S)トーマス・ハンプソン(Br)
アルノルト・シェーンベルク合唱団

[録音]
2007年12月 ウィーン ムジークフェラインザール
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