『別冊マーガレット』にて連載(1986年1月号〜1987年5月号)、コミックス全4巻で700万部という驚異的な発行部数をほこる、紡木たくの伝説的少女漫画『ホットロード』が実写映画化。
三木孝浩監督のもと、“宮市和希”役に
能年玲奈、“春山洋志”役は登坂広臣と、そのキャストも大きな話題を呼んでいる本作は、8月16日(土)に公開。また、新たなキャストとして和希の“ママ”役、
木村佳乃の出演が明らかに。
木村は、夫の死後、女手一つで娘の和希を育てながらも、高校時代から好き合っていた相手と一緒になれず、今でも想うあまり、和希を悩ませてしまうという役柄。
映画『ホットロード』では、心に傷をもつ少女・和希が、孤独に生きる不良少年・春山に惹かれていく2人の究極の純愛共に、現代における母子関係にも通じる、ママと和希の親子(家族)再生を目指す物語も描いています。
[木村佳乃からのコメント]――今回、能年さんと初共演ですが、いかがでしたか?「能年さんはシャイだけれどとても瞳のきれいな方でした。あまり口数は多くないけれど、瞳でたくさん語りかけてきてくれる素敵な女優さんだと思いました」
――撮影現場の雰囲気はいかがだったでしょうか?また楽しかったエピソードはありますか?「能年さんと二人で、テストの時にメイクさんが用意してくれた付け髭をつけて監督を驚かせたりしました。監督のリアクションがとても面白かったです」
――少女漫画「ホットロード」の映画に出演すると聞いたときどう思われましたか?「大好きな漫画で何度も何度も読んだ本です。当時は和希に感情移入して、彼女に共感しながら読んでいたので、まさか自分がその母親を演じることになるなんて、何だか不思議な感じがしました」
――“ママ”の役ですが、こんな母親(演じられた母親)についてどう思われましたか?「少女のようなふわっとした女性でした。思春期の和希ときちんと向き合うことができないくらい、彼女自身も子供だったんじゃないかと演じながら思いました」
――久しぶりに髪を染められたそうですが、何年ぶりですか? また、染めてみた感想は? ご家族の反応(娘さんたち)はいかがでしたか?「ずいぶん、久しぶりに髪を染めました。家族の反応は良かったです。ただ、やはり髪が傷むので、しばらくは(やらない方が)いいかな」
[能年玲奈からのコメント]――木村佳乃さんと親子の役を演じてみていかがでしたか?「凄く嬉しかったです。木村さんとガッツリ演技をさせていただいて、とても勉強になりました。和希は、お母さんに対してのフラストレーションがあったからこそ、春山に惹かれた気がしました。ホットロードは親子の映画でもあると思っています。なので、しっかりやらなければ!と気合いを入れて木村さんとのシーンを大事に演じさせていただきました」
――木村佳乃さんとの現場撮影中で印象深かったエピソードはありますか?「とにかく楽しかったです! たくさん遊んでいただきました。会う度こちょこちょってされるのが面白かったです。私は緊張しやすいのですが、こちょこちょっとくすぐられると、自分が木村さんの子供になった気分で、ホッとしました。木村さんとの撮影、毎日楽しかったです!」
(C)2014『ホットロード』製作委員会 (C)紡木たく / 集英社