『ぼのぼの』『I(アイ)』など、独特の世界観で多くのファンを持つ
いがらしみきお原作の人気漫画を映画化、『恋の門』以来10年ぶりに“監督・
松尾スズキ×主演・
松田龍平”のタッグが実現した『ジヌよさらば 〜かむろば村へ〜』(2015年4月4日公開)。主題歌として、
OKAMOTO'S(写真)の新曲「ZEROMAN」が決定しました。
今回、音楽監督には数々の名曲を世に送り出し、芸能活動30周年を迎えた名プロデューサーの
佐橋佳幸が起用。松尾監督による「最後に明るく、前向きになれるような主題歌が欲しい。映画に関係のある内容を語った歌を作りたい」という希望に基づき、OKAMOTO'Sの起用が決定。
主題歌は「“お金が無い=ゼロ”の状態を悲観するのではなく、パンキッシュにポジティヴにその状態を曲にしたい」という監督の想いを、監督本人が出した歌詞のアイディアをベースに、OKAMOTO'Sのオカモトショウ(vo)が仕上げるというスタイルで制作。この映画が持つ、現代社会を風刺したシニカルな世界観とリンクする「ZEROMAN」が生まれました。
[OKAMOTO'S / オカモトショウ(vo)]
今回、OKAMOTO'Sが豪華な顔ぶれの中で『ジヌよさらば〜かむろば村へ〜』にたずさわる事ができ、とても感激しています。
主題歌制作にあたり、松尾スズキ監督とミーティングをした時に素晴らしい詩と、そして“パンク”でいきたいというテーマを頂き、その詩に繰り返し書かれていた「ZEROMAN」という言葉に導かれ、バンドで楽曲のイメージを膨らませていきました。
ミーティングの時に「“ゼロ”っていうのはなにもない、なにもいらないようで、“ゼロ”があるってことだと思うんだよね」という監督の話にも感化され、この映画を締めくくるに相応しい楽曲に仕上がったと思います。