2014年10月21日(火)にソロ・デビュー20周年を迎える
奥田民生が、今までたびたび披露してきた弾き語りスタイルによるライヴ〈ひとり股旅〉においても愛用してきたギブソン・アコースティック・ギター。このたびギブソン・アコースティックから、奥田民生モデル「Tamio Okuda CF-100E」のリリースが発表されました。
「Tamio Okuda CF-100E」は、ヴィンテージのCF-100Eのデザインと奥田氏のフェィヴァリット・カラ―が融合したギターとなり、ギブソン・アコースティックの歴史上、数あるア―ティストモデルの系譜のなかでCF-100Eをもとに生産・発売された例は過去にありません。CF-100Eでのア―ティストモデルリリースという点からみても、このリリースはGibson史上初の快挙となります。
■Tamio Okuda CF-100E
メーカー希望小売価格: 493,000円 + 税
生産予定: 2014年内150本予定(2015年以降の生産予定は2015年初に決定予定)
店頭販売開始日: 2014年10月31日(金)から、全国の楽器小売店にて販売予定。
[仕様]
Body: Sitka Spruce top / Mahogany sides & back
Neck: Mahogany neck(奥田民生所有の50年代製CF-100Eのネックデータをプロファイルし再現)
Finish: Faded Cherry(ニトロセルロースでの極薄塗装。“Thin Natural Cure Nitrocellulose Finish”を初採用)
Pick up: P90(本モデルはアコースティックギターとしての使用想定のため、弦はブロンズ弦を採用)
Strings: Bronze 80 / 20 Light Gauge(.012-.053)
付属品: 専用ハードケース、ア―ティスト認定書
■Gibson CF-100Eの歴史(1951-1958生産)
オリジナル生産されたCF-100Eモデルは、1950年代初頭のリリース当時、斬新で時代を先取りした仕様・デザインをもっていました。とりわけ下記の3点がその先駆性を示しています。
1. フラットトップのギターとして初めてシャープな尖ったカッタウェーを採用したこと。
2. 同社の人気モデルJ-160Eモデルに先行し初のエレクトリック・アコースティックギターとしてP90ピックアップ付きでリリースされたこと。
3. 1952年に初のソリッド・ボディ・エレクトリック・ギターとしてリリースされた同社の代表モデルであるレス・ポール・モデルに先んじて、ネック上のディッシュ形のインレイ(ポジションマーク)とレス・ポール・モデルのネックシェイプに通じるネックシェイプを既に有していたこと。
※現在、同モデルのヴィンテージ・ギターはシンガ―・ソングライターからの需要が高く、奥田民生をはじめ、ギブソン・ア―ティストであるジャクソン・ブラウン氏も同モデルをメイン機材として愛用し続けています。
※注意事項:新製品は全般にわたり発売時期の延期、価格、仕様の変更などが予告なく発生することがあります。