ステファン・ルスコーニ（p）、ファビアン・ギスラー（b）、クラウディオ・シュトゥルーピ（ds）の3人により8年前に結成、ヨーロッパ各地で精力的なライヴ活動を続けているルスコーニ（RUSCONI）。

　2008年ソニー・ミュージックから発売された『One Up Down Left Right』でブレイク、2010年にはソニック・ユースの曲を14曲カヴァーしたアルバムを発表。2010年に録音された『レヴォルーション』では鬼才フレッド・フリスとの共演トラック収録と、ジャズとロックの間を漂流する新世代のピアノ・トリオです。

　ジャパン・ツアーの初日となった〈第12回 東京JAZZ〉野外ステージでのライヴは、あいにく豪雨のため中止となり、急遽場所を変更してのミニ・ライヴとなってしまいましたが、本日よりフル・セットのジャパン・ツアーが始まります。

　e.s.tとバッド・プラスに兄弟がいたら……それはルスコーニに違いない! お見逃しなく。