東京・渋谷のライヴスペース「Last Waltz(ラストワルツ)」での活躍で知られるアーティストやミュージシャン、さらには、その舞台での活躍が期待される表現者全般にスポットをあてた音楽&カルチャー・ブックレットこと『mazurek[マズルカ]』の
第2号が9月3日(水)に発売。
今回は“笹久保伸と「秩父前衛派」の世界”と題し、クラシック・ギターとフォルクローレの双方で独自の活躍を見せる異能のギタリスト、
笹久保伸が2007年より郷里の埼玉県秩父をベースに、演奏活動、文芸(詩や小説)や造形美術(図形楽譜)、映像作品(8ミリ映画『犬の装飾音』)と、その表現範囲を広げている試み“秩父前衛派”の全容を特集。また新連載として、四半世紀前、東京大田区羽田に存在した現代アート・ギャラリー「レントゲン藝術研究所」を検証。インターネットや携帯通信が普及する直前の日本のカルチャー・シーン“90年代文化”試論を展開します。
なお10月26日(日)には渋谷Last Waltzで刊行記念イベント〈秩父前衛派の今、これから(仮題)〉(出演:笹久保伸、椹木野衣など)が開催予定です。