シンガー・ソングライターの鈴木祥子が、自身初の試みとなる“生”の声と楽器の定期演奏会〈No Microphone,Please.〉を行なうことを発表。記念すべき第一回目は“歌を自由にする”をテーマに、2016年1月9日（土）、10日（日）と東京・世田谷「松本記念音楽迎賓館」（ongakugeihinkan.jp）で開催します。

　自由なテーマで第3回まで不定期の開催が予定されている〈No Microphone,Please.〉。第1回目はチェンバロとチェレスタを使い、鍵盤と声の響き合う様をたっぷりと楽しむことが出来る内容となるようです。チケットはメール予約を現在受付中、詳しくはオフィシャル・サイト（www.bearforestrecords.com）にてご確認ください。

スズキ史上初（おおげさ！）マイクロフォンを使わない生の声と楽器の定期演奏会です。以前はチラッ、と心に浮かんでも実行に移せませんでした。マイクロフォンはやはり歌い手にとって最大の拠りどころであるからです。
マイクロフォンという力から歌を解放したらどうなるのか。それはどんな響きで、どんな表情をしているのだろう？　たくさんの問いが浮かんで来ました。
不定期にテーマを変え、曲目を変えつつ第3回までを予定しております。第1回目のテーマは「歌を自由にする」。
それってどういうことなのかな？とぜひいっしょに考えていただけたら楽しいナ、と思います。
今回はチェンバロとチェレスタを使い、ピアノとはまた違った鍵盤と「声」の響きを楽しんでいただけたら幸せです。
――鈴木祥子