ザ・ビートルズ(The Baatles)初来日から今年で45周年。これを記念して、現在「ザ・ビートルズの日」にも認定されている6月29日(水)、19時から東京・銀座Apple Store, Ginzaにおいて来日45周年記念スペシャル・イベントが行なわれました。
イベント会場には満員180名のファンが集い、19時より司会の挨拶に続き、ビデオを上映。現在発売中のDVD『ザ・ビートルズ・アンソロジーDVD』の中からの選りすぐりの映像に加え、「シーズ・ア・ウーマン」の武道館公演のフル映像など、現在では入手困難な来日当時の貴重な映像も公開されました。
続いて、ビートルズ来日当時、レコード発売元の東芝音楽工業(株)でビートルズを担当していた高嶋弘之氏と、同じく当時、雑誌『ミュージック・ライフ』編集長でビートルズを単独取材した数少ない日本人である音楽評論家、星加ルミ子氏をゲストに招いてのトークショーがスタート。ステージ上に登場した両人は、1966年のビートルズ来日当時のさまざまなエピソードを語りました。
高嶋氏は、ビートルズが来日した時に、宿泊先の東京ヒルトンホテルに加山雄三と当時の東芝音楽工業の石坂専務と3人で会いに行った時の話を披露。一方星加氏は、取材のためホテルに行った時に感じた、当時のビートルズとマネージャーのブライアンの間にあった微妙な雰囲気など、今だから明かせるエピソードを披露。
また星加氏は当時の雑誌を、高嶋氏は来日時に日本独自のベスト盤として企画されるも、アーティスト側から許諾が下りずお蔵入りとなった幻のレコードなど、当時のお宝グッズを披露。マニアにはたまらないひと時となりました。
イベントの最後に両氏は「ビートルズの曲は本当に素晴らしい。100年経ったらクラシックになる」(高嶋)、「ビートルズの曲はテンポがいい。そのテンポのよさ、彼らの持つ音楽的センスを最近改めて感じてる」(星加)と、ビートルズの素晴らしさを改めてコメント。そして、今回45周年を記念して発売されたコレクターズ・ナンバー入りの17センチ・シングル・アナログ盤 『ロック・アンド・ロール・ミュージック/エヴリー・リトル・シング』がそれぞれに贈呈され、イベントは締めくくられました。なお、コレクターズ・ナンバー1〜4番はザ・ビートルズのメンバー4名に贈られることが決まっているそうです。
※6月14日、15日iTunes配信開始
ザ・ビートルズ
『Anthology 1』
(2枚組み3,000円)
『Anthology 2』
(2枚組み3,000円)
『Anthology 3』
(2枚組み3,000円)
『Anthology Box Set』
(6枚組み 7,500円)
※BOXのみ14日配信開始
『Anthology Highlights』
アンソロジーのベスト的選曲 2,000円
※6月29日発売
ザ・ビートルズ「ロック・アンド・ロール・ミュージック/エヴリー・リトル・シング」
(TOJP-40001 税込1,500円)
※来日45周年記念盤 17センチ・アナログ・シングル盤
※完全初回生産限定 コレクターズ・ナンバー入り