2014年全英オフィシャル・チャート2週連続第1位（クラシック部門）の実力をもつ世界的なヴォーカル・アンサンブルVOCES8（ヴォーチェス・エイト）による来日ツアーが12月13日（土）から23日（火・祝）にかけて開催されます！ 12月23日（火・祝）の公演は〈VOCES8 クリスマス・コンサート〉と題され、東京・東京オペラシティ コンサートホールでの公演です。

　VOCES8は、2003年にウェストミンスター寺院聖歌隊出身者たちで結成され、2005年にイタリアのゴリツィア国際合唱コンクールで優勝して以降、イギリスを中心に活躍するア・カペラ・グループ。メンバーは、エミリー・ディケンズ（S）、アンドレア・ヘインズ（S）、クリス・ワードル（C-T）、バーナビー・スミス（C-T）、サム・ドレッセル（T）、オリヴァー・ヴィンセント（T）、ポール・スミス（Br）、ディングル・ヤンデル（B）の8名です。

　英国のア・カペラ合唱団といえば、伝統・人気を兼ね備えたグループがいくつもありますが、VOCES8はその最先端です。ルネサンス時代のポリフォニー音楽から古典教会音楽、ジャズやポップスまで幅広いレパートリーをもち、純粋無垢の透明なハーモニーで歌いこなしたうえ、たのしいステージ・パフォーマンスにまで昇華します。そんないま話題のグループから、今回の来日に際しメッセージが到着しました！

「VOCES8を応援してくださっている日本の聴衆の皆さんに感謝しています。大好きな国・日本からまたお招きいただき、とても嬉しく思います。各地の素晴らしいコンサート・ホールを訪れ、私たちの文化をお届けできることは大きな喜びです。ご来場の方々がVOCES8の演奏を楽しんでくださることを願っています。日本ツアー中に、出来るだけ多くのファンの皆さんにお目にかかれましたら嬉しいです！」（VOCES8）

　来日に先駆け、12月10日（水）には新作アルバム『夕べの祈り〜奇蹟のア・カペラ』（UCCD-1412 2,800円 + 税）もリリース。本作はその題名のとおり、16世紀から現代にいたるさまざまな祈りの音楽を集めています。彼らの透明感あふれるハーモニーの美しさは息をのむほどで、一部の曲ではサクソフォンやチェロ、ハープが響きに彩りを加えています。イギリスのクラシック音楽誌『クラシカル・ミュージック・デイリー』は、「VOCES8はただものではない――想像力をかきたてる表現力とバランスのとれたプログラムで圧倒的な存在感を示す」と絶賛しています。

　そして12月15日（月）には、Apple Store, Omotesandoの1階にてライヴ・イベントも開催！こちらはなんと、入場無料でVOCES8の音楽を楽しめます。本イベントでは、来日ツアーで演奏される楽曲からクリスマス・ナンバーやジャズ・ナンバーを中心に選曲。各地で絶賛されているワークショップ（コール＆レスポンス）も織り交ぜ、この日だけの特別プログラムを準備しているとのことです。当日、iPhone持参のお客さまには、iPhone機能を使用したメンバーからのプレゼントも……?!

　大変貴重な機会となる今回の来日。ご都合のあう方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。