ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)のライヴ音源と映像をまとめたアルバム『Whitney Houston Live: Her Greatest Performances』が11月10日に発売されることが決定しました。日本では『ホイットニー・ヒューストン・ライヴ』なるタイトルで11月12日に発売予定とのこと。デラックス・エディション(CD + DVD)、スタンダード・エディション(CDのみ)の2形態でのリリースとなります。
本作は、48歳の若さで亡くなった不世出のディーヴァ、ホイットニー・ヒューストンにとって初めての本格的なライヴ・アルバム。デビュー前となる1983年、初めてのTV出演時のパフォーマンスから、2009年にプロモーションのために出演したTV番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』でのパフォーマンスまで、年代順に収録されています。
また本作は、オーディションでホイットニーを見出し、最後までサポートを続けた米音楽業界きっての大物プロデューサー、
クライヴ・デイヴィスが全面的に監修。音も映像も最新鋭の技術で修復&リマスタリングされ、「オールウェイズ・ラヴ・ユー」「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」「すてきなSomebody」など、ヒット曲を網羅したベスト・ヒット・ライヴに仕上がっています。
クライヴ・デイヴィスのプロデュースだけあって、普通のアーティストのライヴ作品ではまずお目にかかれない、グラミー賞など各アワードでの貴重なパフォーマンスや人気TV番組での珍しいパフォーマンスなどが数多く収録されている点も注目すべきポイント。
クライヴ・デイヴィスは、「ホイットニーのこのライヴ・アルバムは、すべての人を唖然とさせるだろう。この作品は間違いなく彼女が個性的で、常に第一線級のシンガーであったことを示している。誰ひとり彼女のようにはなれなかったことを再確認し、私は今もとても興奮している。 また、若くして彼女を失ったことは、痛ましい悲劇でもありました。これらの映像を観ることは魅惑的な体験で、長い年月を経て改めて証明された彼女の驚くべきヴォーカルと歌には、何度も何度もうっとりさせられた」と、彼女のパフォーマンスを称えており、ホイットニー・ヒューストン・エステート(財団)の代表であるパトリシア・ヒューストンは、「ホイットニーの声は、ただ皆さんを心地よくするだけでなく、生きていると実感させてくれる唯一無二の歌声だった」と、コメントを寄せています。