末期のすい臓がんであることを公表したギタリスト、
ウィルコ・ジョンソン(Wilko Johnson)のインタビュー、そして自身のギター奏法解説を収録した動画が、リットーミュージックによるWebサイト「RandoM」(
http://port.rittor-music.co.jp/guitar/magazine/28025.php)にて公開。「ギターを通して多くの人と出会い、そのアクシデントすべてが僕の人生を変えていってくれた。(中略)ギターよ、ありがとね」と語るウィルコ、計13分の動画は映像作家のMINORxU氏(
http://www.minoratheart.com/)によるものです。
英国を代表するロック・バンド、
ドクター・フィールグッドのギタリストとして世界中の人々に甚大な影響を与えたギター・ヒーロー、ウィルコ・ジョンソン。その彼から発表されたのは、末期のすい臓癌という事実。化学療法による治療を拒否した彼の命は半年から長くて1年。「身体が元気なうちに楽しい時間を過ごした日本の友人たちに会っておきたい」と急遽来日を果たした彼は、東京と京都でライヴを敢行。集まった超満員のロック・ファンを熱狂させました。
そしてこの度、音楽雑誌『ギター・マガジン』では、ウィルコへ、これまでのキャリアを振り返ったロング・インタビューを行なうとともに,彼の“言葉”だけでなく唯一無二の“ギター・プレイ”も後世に伝えるべきと考え,本人に直伝のカッティング・セミナーをオファーしたところ快諾。実現の運びに。火を噴くようなマシンガン・カッティングの真髄を付属CDに収録するとともに、実演の模様を撮影。2月13日(水)に発売される
本誌(2013年3月号)と共にチェックしておきましょう。(写真:三島タカユキ)