「ニューズウィーク」日本版（阪急コミュニケーションズ刊）“世界が尊敬する日本人100”に選出された指揮者・柳澤寿男と、柳澤の設立したバルカン半島の民族共栄オーケストラ・バルカン室内管弦楽団によるCD『戦場のタクト』（KICC-1145 3,000円 + 税）が8月6日（水）に発売されます。収録曲は、ショスタコーヴィチ「室内交響曲Op.110a（バルシャイ編曲）」やバルトーク「ルーマニア民族舞踊曲」、ベチリ「スピリット・オブ・トラディション」より「インパクト」「サヴァイバル」「ダンス」です。

　2012年、テレビ東京系BSジャパン・ドキュメンタリー「分断された音楽の掛け橋〜指揮者柳澤寿男1530日の闘い」（第6回日本放送文化大賞グランプリ受賞）で注目を集めた柳澤寿男。旧ユーゴスラビアで活躍しつつ、音楽を通して民族対立、抗争の無意味さを訴え続けています。今年7月5日には、世界平和への道最終公演がサラエボで開催されました。