映画配給会社の「ユーロスペース」が東京・渋谷に“文化発信基地”としてオープンさせたライヴ・ホール「EURO LIVE」(
www.eurospace.co.jp/eurolive)。その新たなプログラムとして、〈爆音クラシック〉の席亭としてもお馴染み、テレビでも大活躍の著述家・ディレクターの
湯山玲子と、音楽家であり文筆家、そしてラジオ・パーソナリティとしても人気を博す
菊地成孔のコンビによる熱いトーク・セッション〈不道徳音楽講座〉が決定しました。
何でもありの音楽フィールドの中からテーマに沿って選曲、“人生と新羅万丈にはすべてサウンドトラックをつけることができる”という信念のもと開催される〈不道徳音楽講座〉。12月3日(水)におくる第一回目のお題は“食”。湯山は、「食べる対象をついつい分析することも大好き。というか、食べものの味の記憶が、人生に何よりも張り付いているタイプ。たとえば、ラーメンひとつをとっても、私たちはラーメンファンたちとは違う感想を述べること必須。レストランにつきもののBGMから、あの味を連れてくるこの一曲、『失われた時を求めて』の紅茶とマドレーヌ現象のそれぞれまで、食べること、食べもの、料理、味についてのあれこれ。アフターについ、寿司やステーキが食べたくなるだろう、いや、なってほしいものだ、という危険なセッションに是非!」と、コメントを寄せています。