鬼才・
瀬々敬久監督が20人以上もの登場人物で描く世界の大きさ、4時間38分という長尺のスケール、〈ベルリン国際映画祭〉での2冠をはじめ国内外の高い評価などでリピーターを増やし、2010年の初公開以来、毎年アンコール上映を続けている映画『ヘヴンズ ストーリー』。今年も東京・新宿「K's cinema」(
www.ks-cinema.com)にて5回目のアンコール上映が決定。12月6日(金)から12日(土)まで連日15:30より、35ミリプリント上映です。
映画はデジタル上映が当たり前になり、映画館から35ミリ映写機が次々と消えていく中、K's cinema支配人・酒井正史は、「瀬々監督の世界観はぜひ35ミリで味わって欲しい。当館ではDCP導入後も、この映画のために35ミリの映写機を残しています」とコメント。“映画館でなくてはできない体験” ができる貴重な上映です。
また今回は、初日6日(土)には瀬々監督と
山崎ハコ、
菜葉菜ら出演者が舞台挨拶。7日(日)には数々の瀬々作品に出演し本年亡くなった俳優・
伊藤 猛への追悼をこめて、女優・
伊藤清美を迎え初期作品から瀬々監督の歩みをたどるトーク、8日(月)は本作では助監督をつとめ、まもなく監督第一作を完成させる菊地健雄監督を迎えての製作裏話、9日(火)には本作で大きな役割を果たす“廃墟”について
村上賢司監督を迎えトークと、イベントも盛りだくさんでお届けします。詳細についてはオフィシャル・ブログ(
ameblo.jp/heavens-story)をチェックしましょう。
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