お問い合わせいただいたのはJR東日本のCM「駅で会いましょう」篇ですね。どこか
キリンジを彷彿とさせるこちらのCMソングは、2人組ユニットの
ベベチオが手がけたものです。
早瀬直久と平良正仁で2000年に結成されたベベチオは、2003年に1stミニ・アルバム
『左右対称のダンス』でデビュー。フワフワと頼りなげなヴォーカル、宅録ならではの温かいサウンド、そして言葉遊びのようでいて、その裏に辛辣なメッセージを秘めた歌詞が、一部のリスナーから大きな注目を集めました。その後
『ひとつやふたつ』 『JAPANESE SPOON』などコンスタントに作品を発表。昨秋公開の
上野樹里主演映画『幸福のスイッチ』で主題歌(同タイトルで
シングル発売〜写真)を担当したことを機に、さらにファンを拡大しました。
今回のCMで使われた楽曲は残念ながら未CD化ですが、現在までに発売されている作品はどれも高い完成度を誇り、一聴の価値あり。特に冒頭で触れたキリンジや、
ハナレグミなどがお好きな方には気に入っていただけると思いますよ。
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