カウンターテナー界のスーパースター、
フィリップ・ジャルスキー(Philippe Jaroussky)が、
ヴェニス・バロック・オーケストラとともに日本公演を行ないます。4月25日(金)19:00より東京オペラシティ コンサートホールにて。
このコンサートでは、1730年代のロンドンで覇を競った2組の歌手と作曲家のコンビ、ファリネッリ&
ポルポラと、カレスティーニ&
ヘンデルを特集します。
女声の輝かしい高音とコロラトゥーラの超絶技巧に加え、男声の力強さを併せ持ち、聴衆から熱烈な支持を受けたカストラート。現在は絶えたカストラートに替わり、往時をしのぐ技術と人気を誇る新世代のカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーが、作曲家が技巧の限りを尽くし作曲した、伝説のカストラートのための作品を披露します。
なお、ジャルスキーはヴェニス・バロック・オーケストラと共演した新作アルバム
『ポルポラによるファルネッリのためのアリア集』(WPCS-12639 2,600円 + 税)を3月19日にリリースしたばかり。チェチーリア・バルトリもゲスト参加した豪華な一枚で、コンサートの予習にピッタリの内容となっています。
■フィリップ・ジャルスキー&ヴェニス・バロック・オーケストラ
2014年4月25日(金)
東京 初台 東京オペラシティ コンサートホール
開演 19:00
[出演]
カウンターテナー:フィリップ・ジャルスキー
ヴェニス・バロック・オーケストラ
[曲目]
伝説のライバル
ファリネッリ&ポルポラ VS カレスティーニ&ヘンデル
ポルポラ:歌劇『ジェルマーニコ』序曲 *
ポルポラ:歌劇『アリアンナとテーゼオ』より「天をご覧なさい」
ポルポラ:歌劇『身分の知れたセミラーミデ』より「このように慈悲深く貴方の唇が」
ヘンデル:《12の合奏協奏曲》第4番 op.6-4 HWV322 *
ヘンデル:歌劇『アルチーナ』より「優しい情愛がわたしの気をそそる」
ヘンデル:歌劇『アルチーナ』より「いるのはヒルカニアの」
ヘンデル:歌劇『オレステ』より「凄まじい嵐にかき乱されながらも」
ヘンデル:歌劇『アリオダンテ』より「戯れるがよい、不実な女め」
ヘンデル:《12の合奏協奏曲》第1番 op.6-1 HWV319 *
ポルポラ:歌劇『ポリフェーモ』より「至高のジョーヴェよ」
ポルポラ:歌劇『ポリフェーモ』より「愛しの人を待っていると」
* ヴェニス・バロック・オーケストラのみ演奏[料金]
S 9,000円
A 7,000円
B 5,000円
C 3,000円
全席指定・税込[チケットお取り扱い]
東京オペラシティチケットセンター
Tel 03-5353-9999 他
※詳細は東京オペラシティのサイトへwww.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=6120