ベルギー出身の楽器製作者、アドルフ・サックス(Adolphe Sax, 1814-1894)が1840年頃に発明した楽器サクソフォーン。いまやクラシックはもとより、吹奏楽やジャズなど、幅広いジャンルで欠かせない楽器となっています。アドルフ・サックスの生誕200年にあたる本年、それを記念した大阪音楽大学音楽博物館主催のコンサート〈第77回ミュージアム・コンサート サクソフォーン創案者 アドルフ・サックス生誕200年 記念コンサート〉が10月29(水)に開催されます。
本コンサートでは、大阪音楽大学音楽博物館に所蔵されているアドルフ・サックス自身が製作したオリジナル・楽器5点が演奏されます。通常は展示されているこれらの貴重な楽器の音色を耳にできる、絶好の機会です。現在のサクソフォーンの演奏もあり、当時と現在を聴き比べていただくこともできます。
当日は、パリ高等音楽院教授・大阪音楽大学客員教授のクロード・ドゥラングル(Claude Delangle)と大阪音楽大学教員による演奏に加え、サクソフォーンの変遷と魅力のお話も予定。サクソフォーンの記念年である今年、お近くの方は本コンサートでサックスの魅力にどっぷりと浸かってみてはいかがでしょうか。
■第77回ミュージアム・コンサート
サクソフォーン創案者 アドルフ・サックス生誕200年 記念コンサート
2014年10月29日(水)
大阪音楽大学構内 ミレニアムホール
開演 18:00
入場料 1,000円(税込 / 全自由席)
[出演]
クロード・ドゥラングル(sax) / 大阪音楽大学サクソフォーン・カルテット(井上麻子 ss, 篠原康浩 as, 西本 淳 ts, 飯守伸二 brs) / 木村寛仁(サクソルン) / 辻村ゆず(p) / 飯森伸二指揮大阪音楽大学サクソフォーン・オーケストラ / 赤松二郎(お話)
※主催・お問い合わせ: 大阪音楽大学音楽博物館 06-6868-1509