2006年よりジャニー喜多川の企画・構成・総合演出で長くファンに愛されてきた舞台〈滝沢歌舞伎〉シリーズが、2019年に滝沢秀明演出、Snow Man出演の〈滝沢歌舞伎 ZERO〉へリニューアルし、チケットが即日完売となった上演も好評を博しました。この人気舞台を映像と融合させた新たなエンターテインメント作品「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」として映画化。全国のスクリーンでの公開が決定しています。

　「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」は舞台〈滝沢歌舞伎〉シリーズ初の映画化作品で、ダンス、アクロバット、腹筋太鼓、鼠小僧といった舞台骨子を生かしながらも映画ならではの物語を組み込み、〈滝沢歌舞伎〉が持つ日本の美や日本人の力強さ、悲しみや喜びを描き出していきます。また、観る人自身が舞台にいるかのようなリアルな映像を作るための施策も検討中とのこと。

　主演を務めるのは、2019年に新たに生まれ変わった〈滝沢歌舞伎 ZERO〉にてCDデビュー前ながらメインキャストを担当したSnow Man（深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒 蓮、宮舘涼太、佐久間大介）で、単独映画初主演となります。身体能力の高さを存分にいかしたスペクタクルで豊麗なパフォーマンスをスクリーンでどのように表現するのか、彼らの挑戦と進化に注目したいところです。監督は、2010年の〈滝沢歌舞伎〉から舞台の演出を担い、〈滝沢歌舞伎 ZERO〉も手掛けた滝沢秀明で、初監督作品となります。振付は、舞台同様にA.B.C-Zの五関晃一が担当。撮影は夏頃、舞台パート部分は無観客での撮影を予定しています。

　主演のSnow Manは「僕たちはジャニーズとして、エンターテイナーとして、どんな時でもショーをお届けして皆さまを楽しませたい。このような事態だからこそ生まれたこの新しい挑戦を、2020年日本で一番熱いパフォーマンスにするんだ、と期待で胸が高鳴っています。監督としてご一緒する滝沢くんから今まで学んできたことや今回吸収することを全て発揮し、Snow Man単独初主演の映像作品としても成功させたいです。本作品で演じられる演目の全てに、映像でも生で舞台を見ているかのような漢気・迫力・臨場感をお届けできる自信があります。ジャニーズが誇る最高の和のエンターテインメントの世界へ皆様を御招待させていただきます。是非期待していてください」とコメント。

　
　監督の滝沢も「滝沢歌舞伎はどんな状況でも舞台を続ける、止まる事は考えてはいけないと今まで教わってきましたので、緊急事態宣言が解除され、お客様の安全を確保出来次第、ベストな形で公開したいと考えております。今年は映像という形でお届け致しますが、滝沢歌舞伎を一番理解している私が、Snow Manの魅力を全面的に引き出し、見た事のないSnow Manの形を立体的に表現致します。変化ではなく進化した滝沢歌舞伎ZEROをご覧頂き、エンターテイメントの素晴らしさを皆様と共にもう一度感じていきたいと思います。これは映画でも舞台でも無い、新たなる幕開けです」とメッセージを寄せています。