公開時、邦画実写映画で2週連続No.1を記録し、興行収入9.7億円、動員67万3,000人を突破。マッチングアプリで始まる出会いが急速に広が広がる現代に、そのカジュアルな“出会い”の裏に仕掛けられた恐怖を描き、異例のヒット作となった映画『
マッチング』の続編『マッチング TRUE LOVE』が2026年に全国公開されることが決定。あわせて、ヴィジュアルが解禁され、監督・出演者のコメントも到着しています。
原作・脚本・監督は前作に続き
内田英治。続編では、舞台も登場人物たちも大きくスケールアップし、現代における“出会い”のリアルがさらに深掘りされます。物語は、南の島のリゾートホテルという閉鎖空間で始まる“マッチングツアー”をきっかけに、登場人物の過去が次々と暴かれ、想像を超えた地獄のデスゲームが幕を開けるというもの。その緊張と裏切り、疑念、殺意のせめぎ合いを描き切る内田監督の手腕は圧巻。撮影は、沖縄県島尻郡(しまじりぐん)久米島町中心に行なわれ、今年8月17日にクランクイン、10月6日クランクアップしています。
主演も、第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞し、Netflix『今際の国のアリス』シーズン3が世界配信中の
土屋太鳳が続投。極限の状況で揺れ動く人物像を繊細に演じ、物語の中心で“真実の愛”と対峙します。そして、
Snow Manとして多方面で活躍し、内田英治監督最新作『ナイトフラワー』(25)が現在公開中の
佐久間大介も、前作から引き続き吐夢役として再登場。前作以上に強烈な存在感で、島に集められた男女の運命を揺さぶっていきます。
輪花役の土屋は、撮影を振り返り「内田監督は更に容赦なく濃厚な時間を生み出して下さり、佐久間さんはより佐久間さんらしく、そして何より吐夢らしく、ナチュラルなのに闇が溢れる吐夢の存在は、より一層いとおしさを増していました」とコメント。また、吐夢役の佐久間は、再演への思いを「再び吐夢を演じられることが素直にうれしいですし、時間を経て見えてきた新たな一面や成長にも、僕自身ワクワクしながら向き合いました」と手応えを覗かせました。さらに、原作・脚本・監督の内田英治は「オリジナル作品自体なかなか難しい時代に、続編を作らせていただけるなんて本当に嬉しいです。何よりもまた輪花と吐夢に会えたことが、作り手でありながらこの2人のファンである私には楽しかった」と語り、本作の公開決定への喜びのコメントを寄せています。
人間の本性が剥き出しになる恋愛リアリティショーが支持される時代、右肩上がりのマッチング市場と、多様化する“出会い”を背景に、内田英治監督は本作で、さらなる狂気と緊張のドラマを描き出しています。前作から遥かにスケールアップし、観客を“恋リア地獄”へと連れていく完全新展開のラブサバイバル・スリラー『マッチング TRUE LOVE』の続報に注目です。
[コメント]とてもおそろしくて、でも魅力的な夢を見てしまった時、なぜか続きを見たくなって、もういちど目を閉じてしまう…そんな経験はありませんか?『マッチング TRUE LOVE』のお話をいただいた時、私と私の中にいる輪花は、まさに、そんな気持ちになりました。内田監督は更に容赦なく濃厚な時間を生み出して下さり、佐久間さんはより佐久間さんらしく、そして何より吐夢らしく、ナチュラルなのに闇が溢れる吐夢の存在は、より一層いとおしさを増していました。信じられない程の酷暑のなか行われた撮影でしたが、昼間は太陽の光に、夜は星の光に照らされた分、人の心の影の部分が、より濃く深く、解釈出来たように思います。あの世界へ再び、どうか、一緒に。――唯島輪花(ただしま・りんか)役/土屋太鳳ついに念願の続編です。前作の撮影中から内田監督が「続編をやりたい」とおっしゃっていて、舞台挨拶でもみんなで話していたので、本当に夢が叶った気持ちです。映像で演技する楽しさを知れたのは、吐夢という役に出会えたから。再び吐夢を演じられることが素直にうれしいですし、時間を経て見えてきた新たな一面や成長にも、僕自身ワクワクしながら向き合いました。内田監督は最も信頼している映画監督です。僕の芝居や作品への姿勢に共感してくださり、「こういう芝居が見たい」と具体的に言ってくださる方なので、しっかり応えたい一心でコミュニケーションを重ねながら撮影に臨みました。そして、この作品の話をいただいたとき、「土屋さんが出るなら絶対に出る」と即決しました。また土屋さんと演技でご一緒できることが、本当にうれしかったです。『マッチング TRUE LOVE』はキャストも増え、舞台も大きくスケールアップしています。『マッチング』という作品自体の進化を感じてもらえると思いますので、今後の情報もぜひ楽しみにしていてください。――永山吐夢(ながやま・とむ)役/佐久間大介 ようやく『マッチング TRUE LOVE』をお届けすることが出来ます。オリジナル作品自体なかなか難しい時代に、続編を作らせていただけるなんて本当に嬉しいです。何よりもまた輪花と吐夢に会えたことが、作り手でありながらこの2人のファンである私には楽しかった。真実の愛とは?血にまみれた純愛物語をどうぞお楽しみください。――原作・脚本・監督:内田英治©2026『マッチングTL』製作委員会