株式会社Pヴァインは2025年12月24日(水)に設立50周年を迎えます。
これからもたくさんの魅力的な音楽、カルチャーを“P-VINE列車”に乗せて、皆様のもとにお届けします。
P-VINE 50th ANNNIVERSARY PROJECT、まもなく開始します。
また、50周年特設HPを12月9日(火)にオープン。特別プロジェクトや関連キャンペーン等の情報を随時公開予定。是非チェックしてください。
[50周年のご挨拶]P-VINE は設立50周年を迎えました。
1975年に設立されたPヴァインはこの度50周年を迎える事ができました。この50年間、Pヴァインは常に熱意を持って音楽そしてカルチャーと向き合い、様々な音楽を紹介してまいりました。我々は、新しい価値観、新たなトレンド、最新の音楽を取り入れつつも、一過性の流行音楽とは一線を画し、真に素晴らしく、普遍的な芸術、音楽を追求しユニークなセレクションを以てリリースしてきました。
『P-VINE』という名は20世紀初頭、綿花畑へ向かう黒人労働者たちを乗せた蒸気機関車“P-VINE列車”に由来し、Pヴァイン列車はブルースの曲にも歌われ、親しまれていました。そして、50年前にここ日本でPヴァイン列車はBluesを運ぶことからはじまり、Soul、Funk、Jazzといったブラック・ミュージック全般、そして今では、Rock、HipHop、Club、Reggae等々、ほぼ全ジャンルの洋楽、邦楽を新旧交えて“オルタナティヴ”という独自のこだわりを持ってリリースしてまいりました。Pヴァインはこれらバラエティに富んだ膨大なカタログを有し、このようなレーベルは世界で見ても、独特の存在だと自負しております。
そして我々の領域は音そのものに留まらず、「ele-king」というオルナタティヴな音楽とカルチャーを紹介するメディアを有し、VINYL GOES AROUNDというアナログ・レコード専門のチームを立ち上げ、昨年にはレコード・プレス工場「VINYL GOES AROUND PRESSING」を竣工いたしました。同時にレコード・コレクションを管理し、ユーザー間で交流〜売買ができるスマホ・アプリ「VINYLVERSE」をローンチ、NFTを使った新たなレコード“PHYGITAL VINYL”を開発し、フィジカルとデジタルを融合した音楽体験を提示しております。
このようにPヴァインは50年の時を経てレーベル業のみならず、様々な形で音楽、カルチャーを提供する会社へと、“The Changing Same”という言葉のもと我々にある大切なものを失うことなく変化してまいりました。こうした様々なチャレンジができるのも、ひとえにアーティストの皆様、関係者の皆様、そして音楽、カルチャーが好きでいつも我々を応援いただいているリスナーの皆様のおかげだと思っております。日頃の支えに感謝をし、厚く御礼申し上げます。
我々は引き続きオルタナティヴな価値観を持って、普遍的で良質な音楽を追求し、インディーズでもメジャーでもなく、独自のスタンスで様々な作品やサービスを提供してまいります。皆様の期待に応え、音楽、芸術、カルチャーにさらなる貢献ができるよう、社員一同努力してまいります。
これからもたくさんの魅力的な音楽、カルチャーを“P-VINE列車”にのせて、皆様のもとにお届けいたします。
二◯二五年十二月吉日
株式会社 Pヴァイン
代表取締役社長 水谷聡男
