クインシー・ジョーンズがバックアップするキューバ出身のピアニスト、
アルフレッド・ロドリゲス(Alfredo Rodriguez)がMack Avenue第4弾となる新作『
ザ・リトル・ドリーム』(KKE-075 2,315円 + 税)を3月3日(土)にリリース。同作を携え、4月28日(土)・29日(日)に東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOにて来日公演を開催します。
ロドリゲスはキューバを代表する歌手 / 作曲家アルフレディート・ロドリゲスの長男として生まれ、2006年にスイス〈モントルー・ジャズ・フェスティヴァル〉でワールド・デビュー。クインシー・ジョーンズの目に留まり、2009年からアメリカを拠点に活動を続け、2012年にアルバム・デビューを果たしています。昨年発表した3rdアルバム『Tocororo』は、
リチャード・ボナや
イブラヒム・マーロフら、多彩なゲストの参加が話題となりました。
新作『ザ・リトル・ドリーム』は原点回帰といえるトリオ編成。メンバーはデビュー作から活動を共にするマイケル・オリヴェラ(dr)と、ブラジル出身のムニール・ホッスン(g, el-b)。来日公演も、すでに数々のツアーで演奏を重ねている本レギュラー・トリオでの演奏を予定。
本作についてロドリゲスは、「『ザ・リトル・ドリーム』には、小さな夢が壮大なリアリティにつながって、明るい未来を築きあげるのだということを、希望に満ちた子供たちに示したかった。今は世界に橋を架けるかわりに壁を創ってしまっているけれど。この世界に住んでいる人々は思っているより違いがなくて、似たものを持っていると自分では思っている。だから、素直に物ごとに反応して、素直に演奏したい。それがよりよいものに自然につながると思うから」とコメントしています。
来日公演の座席予約はJam Session会員が2月23日(金)、一般ウェブ先行が3月2日(金)、一般電話が3月5日(月)よりそれぞれ受付開始。