ロンドンを拠点に活動する女性シンガー・ソングライターのアンバー・べインによるプロジェクト、ジャパニーズ・ハウス（The Japanese House）が1stアルバム『グッド・アット・フォーリング』を2019年3月1日（金）にリリース。収録曲の「Follow My Girl」と「Lilo」が公開されています。

　新人の登竜門と言われるBBCの名物企画〈BBC Sound of 2017〉にノミネートされたことで注目の存在となったジャパニーズ・ハウスは、The 1975やペール・ウェーヴスらが所属する気鋭のレーベル「Dirty Hit」と契約し、2015年にEP『Pools To Bathe In』をリリース。その後も2015年に『Clean』、2016年に『Swim Against The Tide』、2017年に『Saw You In A Dream』と、EPを立て続け発表してきました。

　べインはこのアルバムの制作に際して、自宅でデモ音源を録音した後、ウィスコンシン、ブリュッセル、オックスフォードのスタジオにて、自身のほか、ボン・イヴェールやフランシス・アンド・ザ・ライツを手掛けるBJ・バートン、そしてThe 1975のジョージ・ダニエルのプロデュースによりレコーディングしました。

　初のアルバムの収録曲についてべインは「アルバムはこれまでに発表してきたEPよりもアップビートな楽曲を多く含んでいます。それはライヴでの経験に影響を受けています。頭の中でEPを書いている時に“この曲は観客をワイルドにさせる！”と思っていた曲も、実際にライヴで披露してみると、予想と異なった反応がかえってきました。自分の頭の中ではクラブのアンセムのように聴こえていても、ライヴではスローで悲しい雰囲気になりました。そのほかには、面白いベースラインに影響を受けています。私はベースを弾くのが好きなので」と語っています。