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中江裕司監督のドキュメンタリー映画「盆唄」2月公開 西田敏行ら著名人からコメント到着

2019/02/06 13:42掲載
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中江裕司監督のドキュメンタリー映画「盆唄」2月公開 西田敏行ら著名人からコメント到着
 『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』などの作品で知られる中江裕司が監督を務める映画「盆唄」が、2月15日(金)より東京・テアトル新宿ほかにて全国公開されます。

 本作は、「盆唄」を通して結ばれる福島県双葉町の人々とハワイの日系人たちの姿を追ったドキュメンタリー。東日本大震災から4年が経過した2015年、かつてハワイに移住した人々に福島の盆踊りが継承されていることを知った双葉町の人々が、盆唄を披露するべくマウイへ向かい、伝統を絶やすことなく後世に伝えようと奮闘するさまを映し出しています。


 本作について西田敏行は、「想像を超えるスケールで盆唄をめぐり紡がれる物語。古里の夏を懐かしく思い出し、先祖の歩んだ人生に思いを馳せる。福島県人を描いた傑作だ。おもしろかった」とコメント。フリー・アナウンサーの赤江珠緒は、「盆唄は故郷の声そのものだ。その土地に生きた人々の汗、降り注いだ雨風の匂い、祈りの光景が見えてくる。ラストの神々しさには自然と涙が流れていた」と語り、作家 / ジャーナリストの佐々木俊尚は、「21世紀にやってきた音楽映画の新しい地平。『傑作』と言うしか表現できない。素晴らしい音楽の数々と登場する人たちの笑顔にただひたすら泣いた」と感想を寄せています。また女優の西田尚美は、「まだずっと私の耳に、胸に、盆唄が鳴り響いています。故郷を想った。生きるということを考えた。何かがこみ上げてきて、ぐっと熱くなった。あがった。元気が出てきた」と心境を吐露し、民俗学者の畑中章宏は、「日本の祭はつねに、死者とともにあった。この映画の“移民”たちの旅路は、日本の祭の唄と踊りの、本来の意味を思い出させてくれる」とコメントを寄せています。そのほか、多数の著名人からのコメントがオフィシャル・サイトに掲載されています。

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©2018テレコムスタッフ

「盆唄」
www.bitters.co.jp/bon-uta

2019年2月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー
フォーラム福島、まちポレいわきも同時公開
第19回 東京フィルメックス 特別招待作品

[あらすじ]
2015年。東日本大震災から4年経過した後も、福島県双葉町の人々は散り散りに避難先での生活を送り、先祖代々守り続けていた伝統「盆唄」存続の危機にひそかに胸を痛めていた。そんな中、100年以上前に福島からハワイに移住した人々が伝えた盆踊りがフクシマオンドとなって、今も日系人に愛され熱狂的に踊られていることを知る。双葉の人々は盆唄を披露すべく、ハワイ・マウイ島へと向かう。自分たちの伝統を絶やすことなく後世に伝えられるのではという、新たな希望と共に奮闘が始まった─―。


監督: 中江裕司(『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』)  
撮影監督: 平林聡一郎
編集: 宮島竜治 / 菊池智美
エグゼクティブ・プロデューサー: 岡部憲治
プロデューサー: 堀内史子
アソシエイト・プロデューサー: 岩根愛
アニメーション: 池亜佐美
音楽: 田中拓人
音楽プロデューサー: 佐々木次彦
製作: テレコムスタッフ
配給: ビターズ・エンド
出演: 福島県双葉町の皆さん / マウイ太鼓 ほか
声の出演(アニメ―ション): 余貴美子 / 柄本明 / 村上淳 / 和田聰宏 / 桜庭梨那 / 小柴亮太
助成: 文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人 日本芸術文化振興会
日本 / 2018年 / 134分 / ビスタ
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