東京・六本木 森アーツセンターギャラリーで開催中の〈バスキア展 メイド・イン・ジャパン〉が大きな話題を呼び、再評価の進む
ジャン=ミシェル・バスキアが、1979年、パフォーマンス・アーティストの
マイケル・ホルマンとともに米ニューヨークで結成したバンド、GRAY。2010年にリリースされ、すでに廃盤になっている彼らの唯一の公式作品に、未発表曲とリミックスを追加したアンソロジー・アルバム『シェイズ・オブ…』(2CD AMIP-0197 3,000円 + 税)が11月29日(金)に発売されます。
バスキアとホルマンを中心に、一時は
ヴィンセント・ギャロも在籍したというGRAYの音楽は、インダストリアル、パンク、フリー・ジャズ、ヒップホップからの影響を感じさせる、80年代のニューヨークならではのもの。1988年にバスキアが亡くなった後、残されたメンバーがオリジナルのサンプルや演奏をもとに再構築した音源を収録したのが2010年の公式音源でした。今回のリリースにあわせ、さらなる未発表音源を追加。
トッド・ラングレン、ハンク・ショックリー(ボム・スクワッド)、ディーントニ・パークス、Sal P(リキッド・リキッド)らがリミックスを提供しています。アートワークにはバスキアの作品を使用。