第1次世界大戦の記録映像をピーター・ジャクソン監督が再構築したドキュメンタリー映画「彼らは生きていた」が、2020年1月25日（土）より東京・渋谷 シアター・イメージフォーラムほかにて全国順次ロードショー。公開に先駆け、ポスター・ヴィジュアルが公開されています。

　本作は、ピーター・ジャクソン監督が2200時間以上ある100年前の第1次世界大戦の記録映像から選出した場面のあらゆる傷を修復、カラー化、3D技術を施し、退役軍人たちによる600時間以上のインタビュー音声を乗せるだけでなく、読唇術のプロが解析した当時の兵士たちが話す言葉を追加し、99分の作品に再構築したもの。モノクロ、サイレント、ぎくしゃくした動きだった映像が、まるで魔法をかけられ命を吹き込まれたかのように鮮やかに蘇りました。普通の青年たちが見た戦場に観る者を連れて行く、奇跡のような映画です。

　ピーター・ジャクソン監督は完成作を自身で観て「フィルム上の人々の人間性に心が打たれた。復元は、実際にそこにいた人たちの人間性を引き出すんだ。この映画がこの人々を再び僕たちの生活の中に連れ戻すと実感したんだ」とコメントしています。

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