童謡トリオ 2021/06/15掲載(Last Update:21/06/16 17:31)
日本人の魂ともいえる童謡・唱歌などの古き良き楽曲を、ジャズのピアノトリオで演奏するユニット、
童謡トリオが、1stアルバム『
Japanese Standards』を6月23日(水)にリリース。
多くのミュージシャンがこのコロナ禍で、自分の音楽活動や原点について、見つめ直し考えました。幼少期より慣れ親しんだ童謡・唱歌などが、自分の音楽の原風景であると再確認した人も多いと思います。ジャズは誰もが慣れ親しんだスタンダードを題材に、アドリブソロで表現していく音楽です。
であるなら、日本人ジャズミュージシャンはもっと自国のスタンダードを取り上げて然るべきです。ライヴの中で余興的に日本の古い楽曲を数曲取り上げるミュージシャンは沢山います。でも日本の古い楽曲には、それのみでも十分ジャズのライヴが成り立つだけのポテンシャルがあると考え、それら楽曲しか演奏しないジャズバンドがあっても良いのではと思い、結成したのが“童謡トリオ”です。メンバーは三木成能(Piano,Melodion)、江上友彦(b)、勘座光(ds)の3名。
『Japanese Standards』では、童謡・唱歌などの中でも特に人気の高い楽曲を取り上げています。シンプルな楽曲にジャズのコード進行を当てはめる事により、より自然にジャズに聞こえる様に、且つメロディは原曲を崩しすぎない様に分かりやすさを心がけたアレンジを施しています。
■2021年6月23日(水)発売
童謡トリオ
『Japanese Standards』
CD MKR-002 2,500円(税込)