京都アンダーグラウンド・シーンのエレクトロ・ユニット“
omni sight ”が手掛けるエレクトロレーベルとして始動したFlight Works。そのローンチを記念して、地元京都のクラブカルチャーに根ざすアーティストのみで構成されたlabel selection e.p.の4ヵ月連続企画のシリーズ第2弾となるEP『FLIGHT WORKS selection 002』が10月20日(水)にリリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
本作のリード・トラックは、softをはじめとする京都アンダーグラウンドの重要プロジェクトに常に名を連ね、自身の作品もUKのレジェンドDJ、Jane FitzによってBoiler Roomでプレイされるなど、その評価は海外にまで及ぶ実力派、“KND”による「Chunta」のティザー・ミュージック・ビデオも10月19日(火)に公開。同じく、京都クラブ・シーンを支える映像作家、VJ CRACKWORKSによる高解像で有機的なデジタル映像とKNDの立体的な音響との融合は必見です。
その他、京都アンダーグラウンド最深部でのみ活動し、キャリア初リリースとなる音響ミニマル・テクノ・ユニット“R3”による空間造形的なサウンド・デザイン、世界観も既に貫禄漂う完成度となっている「Acontium」。そして、
Hiroyuki Arakawa が主宰するテクノ・レーベル「SPECTRA」のコンペティションで楽曲がグランプリを受賞し、北欧シーンを牽引してきたレーベル「Tronic」からリリースしたトラックは、Beatportで複数チャートインするなど、京都をベースにしながらも、ワールドワイドに高い評価を獲得しているDJ / トラックメイカーのHisashi Aochiによる「Stuck」を収録。シーンもジャンルも、世代も異なる3組のエレクトロ・マエストロによる響宴に、シリーズ第2弾も見逃せない内容となっています。
[コメント] 「Chunta」 鳥が捉える感覚(飛行感/眼に映る景色、その躍動感/磁気 等)のタイム感や情報的なイメージを、サウンドに置き換え、そのレイヤーをデザインしたもの。 ――KND 「Acontium」 鳥のように自由に赴くままにアンビエンスとミニマルの淵を静かに深く滑空する。録りためた世界のフィールド音を織り込み、時空をも超えていくイメージ。我々、初の音源となります。よろしくお願いします。 ――R3 「Stuck」 「テクノでもハウスでもない、ミステリアスなムード」は淡い記憶の中で今も輝き続ける。 本作は自身が学生時代にレコードを収集したレーベル『Basic Channel』から着想を得たダブ。 ブルージーなシンセスタブに空間系のエフェクトを多用して構成された。また、『The BEST Blueberry Pie』という料理番組の解説からボイスサンプリングを行い、ユーモアを含ませたのもポイント。 繰り返される退廃的な切り取られたメッセージには、COVID-19の中で活動を続けるシーンの「葛藤」を投影した。 かつて、デトロイトとシカゴのサウンドを取り入れ、ベルリンで産声を上げた『Basic Channel』、そのルーツとなるブルース的なアプローチをこの『Flight Works VA』で試みた。 ――Hisashi Aochi VIDEO
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