ベルギーの人気レーベル、クラムド・ディスクの設立者としても知られるマルク・オランデル率いるアクサク・マブール（AKSAK MABOUL）がじつに40年ぶりのニュー・アルバム『フィギュアーズ』（CD FOUR-138〜9 2,545円 + 税）を5月15日（金）に発表します。アルバムは、2月に公開された新曲「Tout a une fin」を含む全22曲を収録する2枚組。

　1977年にオランデルとヴィンセント・ケニスにより結成されたアクサク・マブールは、『偏頭痛のための11のダンス療法』（77年）、『ならず者のように』（80年）の2枚のアルバムを発表。1986年に山本耀司のファッション・ショーの音楽を手がけたのを最後に活動を休止しました。民族音楽、フリー・ジャズなどの影響を受けた唯一無二の音楽は、後の音楽シーンに多大な影響を与え、2枚のアルバムは繰り返し再発されています。

　ニュー・アルバムはヴェロニク・ヴィンセント（vo）とオランデルを中心に制作されており、ユニヴェル・ゼロのミシェル・ベルクマンス（バスーン）、タキシードムーンのスティーヴン・ブラウン（vo）、フレッド・フリス（va, g）、フランスのバンド、アクアセルジュの3人（ベンジャミン・ギルバート〈g, vo〉、ジュリアン・ガスク〈vo〉、オードリー・ジネステット〈vo, フィールド・レコーディング））ほか、バンドゆかりのミュージシャンやアクサク・マブールの音楽に影響を受けてきたミュージシャンが参加しています。