サックス奏者デヴィッド・マレイ（David Murray）が、詩人、ラッパー、俳優など多彩な活動で知られるソール・ウィリアムズをフィーチャーした5年ぶりのニュー・アルバム『ブルース・フォー・メモ』（AGIP-3611 2,300円 + 税）を2月2日（金）にリリース。

　マレイは1955年、米カリフォルニア州バークレー生まれ。75年にニューヨークに進出し、ジャック・ディジョネットのスペシャル・エディションに参加するほか、自身のプロジェクトでも活動。2013年にはメイシー・グレイやグレゴリー・ポーターらがゲスト参加して話題となった前作『Be MY Monster Love』を発表。同年、ジャズ・ミュージシャンでありながら〈FUJI ROCK FESTIVAL '13〉に出演するなど、ジャンルや世代を超えた活動で注目を浴びています。

　新作『ブルース・フォー・メモ』にはウィリアムズに加え、ジェイソン・モラン（pf）やクレイグ・ハリス（tb）といったシーンの最前線に位置するミュージシャンがゲスト参加。マレイ率いるインフィニティ・カルテットは、前作に引き続きナシート・ウェイツ（dr）、ジャリブ・シャヒド（b）のほか、マーク・キャリーに代わりオーリン・エヴァンスをピアニストに迎えたラインナップとなっています。