TV、映画、CMなどの放送用音源として制作されたプロユース用音楽の総称「ライブラリー・ミュージック」。今だからこそ再評価すべき一流のプロフェッショナルたちが手掛けた作品を、時代やカテゴリを越えた音楽作品として多角的に紹介する「ライブラリー・ミュージック名盤リイシューシリーズ:A JOURNEY TO LIBRARIES」より『
ジ・AV・コンセプション ヴォリューム・ワン』(CD PCD-24942 2,400円 + 税)、『
ソーラー・フレアズ』(CD PCD-24943 2,400円 + 税)の2作品が6月3日(水)に世界初CD化&紙ジャケット仕様にて発売されています。
『ジ・AV・コンセプション ヴォリューム・ワン』は、UKの名ライブラリー作家
ジェフ・バストウが1986年にドイツの名ライブラリー・レーベル「SONOTON」からリリース。
ジョルジオ・モロダーに師事し、80年代シンセ・サウンドの真髄を継承するジェフ・バストウが作り出したシンセウェイヴのルーツともいえる作品です。テレビ朝日の長寿番組「朝まで生テレビ」のテーマ・ソング「POSITIVE FORCE」を収録。
『ソーラー・フレアズ』は、1960年代から作曲家 / アレンジャーとして、映画『
ジョーズ』にも影響を与えたと言われるカルト・ドキュメンタリー「インナー・スペース」など数多くのオリジナル・サウンドトラックやTV音楽を手掛けてきたノルウェー出身の鬼才、
スヴェン・リーベクが1974年に英ロンドンの“ピア・インターナショナル・ライブラリー”にて制作。その幅広い音楽性とハイセンスな作曲能力は放送用BGMというにはあまりにもクオリティが高く、ジャズ・ファンク、フュージョン、ラウンジ、イージー・リスニング、エキゾといった幅広いスタイル、さらにはモーグ・シンセをフィーチャーしたまさにコズミック・ファンクとも言うべきサウンドも取り込んだレア・グルーヴ・ファンの間でも非常に評価の高いアルバムです。