2019年に音楽活動開始から50周年を迎え、改めてその評価が国内外で高まっている細野晴臣が、2021年2月10日（水）に2019年に行なったUSツアーのライヴ・アルバムと、豪華映像作品BOXセットを同時発売します。

　このたび発表された、2019年の6月に開催され、大盛況となった細野晴臣USツアーの模様を収録したライヴ・アルバム『あめりか / Hosono Haruomi Live in US 2019』には、「薔薇と野獣」「住所不定無職低収入」「北京ダック」「Sports Men」「Absolute Ego Dance」などの名曲をふんだんに入れ込み、全17〜18曲を収録予定。アルバムに収録されるライヴ音源は細野本人がミックス、マスタリングを手掛けています。実は、細野のソロとしてのライヴ・アルバム・リリースは、今作が初となりそういった意味でも貴重なアルバムと言えます。

　また、同時に発売される映像作品『Hosono Haruomi 50th 〜Music,Comedy and Movie』と名付けられた3枚組のBOXセットは、タイトル通り“音楽”、“コメディ”、“映画”の3作品がコンパイルされる豪華BOX仕様となり、それぞれの作品は単体でも販売。

　“音楽”には、2019年11月30日に東京・東京国際フォーラム ホールAで行なわれた〈細野晴臣50周年記念特別公演〉が収録。近年なじみのバンドメンバー、高田漣、伊賀航、伊藤大地、野村卓史とのアンサンブルで、自身のオリジナル曲にブギウギ、カントリーなど主にミッドセンチュリーのカヴァー曲を交えた構成で聴かせた公演を完全収録したものになります。“コメディ”は上記特別公演の翌日に行なわれた『イエローマジックショー3』が収録。これまでに2度NHK BSで放送されたバラエティショーの舞台版とでもいう形で、大勢の豪華ゲスト（高橋幸宏、宮沢りえ、清水ミチコ、水原希子・佑果姉妹、小山田圭吾、U-zhaan、豊崎愛生、Little Glee Monster、ジョイマン、ロッチなど）が出演し、オーディエンスをめいっぱい笑わせました。そして“映画”は、細野の50周年を記念して制作された、ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』が収録されます。細野の半生を振り返りながら、50年に及ぶ音楽活動の軌跡を追体験できるとともに、ここ数年の活動に密着。2018年から2019年にかけて開催されたワールド・ツアーのライヴ、楽屋での様子など貴重な映像が収録されます。

　なお、12月17日（木）には、細野の長い音楽活動を俯瞰できる細野晴臣史決定版ともいうべき書籍『細野晴臣とその時代』（文藝春秋）が発売されることも発表。詳しくはオフィシャル・サイトをご確認ください。