「BBC EARTH」によるドキュメンタリー・シリーズ、『ウォーキング WITH ダイナソー』のBlu-ray＆DVDが12月18日（水）に発売されます。

　1999年にイギリスのBBCが制作したTVシリーズで、英国アカデミー賞（TV部門）を2部門で受賞、6部門でエミー賞にノミネートされるなど高い評価を受けている本作は、CGを駆使し、三畳紀から白亜紀に渡る中生代における恐竜の生態をバーチャル・ドキュメントとして描いており、エピソードごとに核となる恐竜を設定し、彼らに焦点を合わせつつ、共に生息する他の恐竜の生態をリアルに再現しています。

　今回、Blu-ray＆DVDのリリースにあたり、ナレーションは俳優の井浦 新を起用。「恐竜は子供の頃から大好きで、今でも恐竜博などにも必ず足を運んだりしています」という井浦、「俳優のお仕事の時は、言葉や間、感情の表現、体により世界を伝えていくのですが、ナレーションのお仕事は、作品によって、感情を表すのか、もしくは感情を出さず発信するのか、“言葉”をきっかけに視聴者自身の想像をいかに駆り立てるかだと思います。この作品に関しては、色々な研究の結果がCGの世界となって表現されていますが、想像の世界でもあると思います。この様な世界を淡々とナレーションするよりも自分が恐竜の世界に入り込んで、森の茂みから覗いている気持ちでナレーションをしてみようと、実際に体感している様な感覚で語りたいと思い挑みました」「実際にナレーションをしてみて、自分が映像の中の世界にいる様でとても楽しかったです」と感想をコメント。

　作品については、「CGと実写とのバランスが素晴らしく、CGだと聞いていても、疑ってしまうくらいクオリティが高く、実写なのではないかと錯覚してしまう様な、完成度の高い映像に驚きました。それに、科学の進歩によりあらたに分かったことがこうして映像作品となって蘇っていて、ただの物語ではなく、ドキュメンタリーとして、恐竜の習性や時代背景を知ることが出来る作品です」と、そのクオリティを絶賛！

　また、「物凄く作りこんだ作品なので、内容、映像のクオリティともに、とにかく素晴らしく、子供と一緒に親も楽しめる作品です。楽しめるのと同時に学べる、“生きる映像作品”だと思いました。見る人を選ばない、幅広い人に見て楽しんでいただけるところが、この作品の一番の魅力だと思います」と本作の魅力を語っています。なお、小さな頃から好きな恐竜はトロサウルスだった井浦、「この作品でクーラスクスも好きになりました」とお気に入りの恐竜が一匹増えたとのこと！