2014年の
セロニアス・モンク・コンペティションで優勝、現在は
マーカス・ミラー・バンドの一員としても活躍する米シカゴ出身のジャズ・トランぺッター、
マーキス・ヒル(Marquis Hill)の日本デビュー作となるアルバム『
モダン・フローズ』(PCD-24784 2,400円 + 税)が10月17日に日本先行でリリースされています。国内盤にはボーナス・トラック1曲が追加収録されています。
クリスチャン・スコットや
アンブローズ・アキンムシーレに続く新世代トランペッターとして注目を浴びるヒル。2016年にコンコードからリリースされた「The Way We Play」以来のフル・アルバムとなる本作は、2014年にデジタル配信で自主リリースされたEP「Modern Flows EP Vol.1」の続編にあたり、参加ミュージシャンには、ヴィブラフォン / マリンバ奏者の
ジョエル・ロスやドラマーのジョナサン・ピンソン、ヴォーカルには
ブラクストン・クックが参加するなど、新世代ジャズ・シーンのキープレイヤーが集結しています。
“黄金のトランペット・サウンド”と評されるヒルのプレイはもちろん、マーキス・サウンドを特徴づけるヴィブラフォンの音色やスポークンワード、ラップをフィーチャーし、オーセンティックなジャズをヒップホップ世代のグルーヴで再構築。コンポーザーとしてのセンスとバランス感覚もアピールしています。