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ベルギーのチェンバー・ロック・バンド、ジュルヴェルヌの4タイトルが初CD化&紙ジャケット化!

ジュルベルヌ   2009/04/23 15:51掲載
 ベルギーは南部フランス語圏のWallon地域出身のチェンバー・ロック・バンド、ジュルヴェルヌ(JULVERNE)。彼らが79年に発表した知る人ぞ知る名盤4タイトルが、4月25日、BELLE ANTIQUEより紙ジャケットでリリース、そのうち2枚は世界初CD化となります。

 リック・ウェイクマン(Rick Wakeman)に名盤『地底探検』を創作させた名著、『地底探検』の作者である作家・ジュール・ヴェルヌから名をとったという彼ら。1973年に前身バンドを結成し、Wallon地域の民謡にアレンジを施し演奏をしていましたが、民謡の世界の狭さを感じ“ジュルヴェルヌ”に改名。民謡の響きは持ちながらも、クラシックの構築性も併せ持った独自の音楽を創出することに力を注ぎ出来上がったのが、1stアルバム『伝書鳩飼育家』です。

 その後ラインナップを9人に増強、2nd『新品同様(9人組のための新作品集)』を発表。このレコードは世界的に流通し彼らの名を世に広めるきっかけにはなったものの、この編成を維持するにはコストがかかりすぎ、“酒場向けの”気軽なレパートリーを増やす目的で、3作目『アンバラード(魅惑のバラード集)』を制作。スコット・ジョプリン(Scott Joplin)デューク・エリントン(Duke Ellington)らのラグタイム、スウィング、シャンソンなどの佳曲を、非凡なアンサンブルで聴かせました。そして88年にはシリアスな作風に立ち返った4作目『不幸な話は止めるべし』を発表。11人編成でオーケストレイションを複雑化させ、プログレッシヴなアプローチを見せる洗練された1枚となっています。

 今回、この4タイトルが2009年リマスターのSHM-CDで紙ジャケット化。1、2作目は世界初CD化となります。ジャケット、音ともにじつにヨーロッパ的な美意識の高いこの4タイトル。プログレッシヴ・ロック・ファンはもちろん、クラシック、ジャズのファンもこの機会にぜひチェックを。
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