“ジャズ・ピアノの詩人”と称えられるビル・エヴァンス（Bill Evans）の生涯を描いたドキュメンタリー映画「ビル・エヴァンス　タイム・リメンバード」（監督: ブルース・スピーゲル）が、エヴァンスの生誕90周年を記念して、4月27日（土）よりアップリング渋谷・吉祥寺を皮切りに全国順次公開されます。この映画内に登場する名曲をコンパイルしたアルバム『ソングス・オン「タイム・リメンバード」』（UCCU-1601 2,000円 + 税）が5月1日（水）にリリースされます。

　映画「ビル・エヴァンス　タイム・リメンバード」は2015年にアメリカで公開されたもので、生前のエヴァンス本人の貴重な肉声や映像・写真に加えて、トニー・ベネット、ジョン・ヘンドリックス、ジム・ホール、ポール・モチアン、ジャック・ディジョネットら共演歴のあるミュージシャンの証言を交えて、波乱に満ちた51年の人生を描き出しています。

　『ソングス・オン「タイム・リメンバード」』は、映画内に登場する名曲の決定的ヴァージョンを、「リヴァーサイド」「ヴァーヴ」「マイルストーン」「ファンタジー」などのレーベルをまたいで全16曲収録したコンピレーション・アルバム。日本独自の企画盤で、映画のサウンドトラックとしても、エヴァンス入門編としても楽しめる内容です。アルバム・ジャケットには映画と同じく中平穂積が撮影した写真が使われています。