5月15日に、「EVIL LINE RECORDS」から『NHK連続テレビ小説「なつぞら」オリジナル・サウンドトラック【北海道編】』が配信リリースされています。
広瀬すずが主演を務める同ドラマから、舞台である北海道・十勝でのシーンで使用されているインストゥルメンタルをまとめた楽曲集となっており、広瀬が演じる主人公“奥原なつ”をイメージした「なつの空 〜なつのテーマ∼」など全27曲が収録されています。
音楽を手がけた
橋本由香利は“北海道編”のサントラについて「雄大な北海道の景色、そしてなつを取り巻く人々の温かさや優しさを音で表せるような曲を作ることを考えました。ホルン、色々な種類の笛、デジュリドゥというオーストラリアの民族楽器、なつのアニメーターになる夢の象徴であるオルゴールの音と弦楽器、そして心の声になる歌声、アコースティックで温もりのあるサウンドを目指して曲を作りました」とコメントしています。
「なつぞら」は幼少時に戦争で両親を失ったなつが、北海道の柴田家に引き取られ高校まで柴田牧場で過ごし、夢をかなえるために上京してアニメーターとしてアニメを作っていくお話です。舞台が北海道から東京へ、と、当時はかなり遠い旅路だったと思います。音楽もなつと一緒に北海道〜東京と、ダイナミックにサウンドを変化させながら作っていきます。まずは「北海道編」。雄大な北海道の景色、そしてなつを取り巻く人々の温かさや優しさを音で表せるような曲を作ることを考えました。ホルン、色々な種類の笛、デジュリドゥというオーストラリアの民族楽器、なつのアニメーターになる夢の象徴であるオルゴールの音と弦楽器、そして心の声になる歌声、アコースティックで温もりのあるサウンドを目指して曲を作りました。動物をモチーフにしたコミカルな曲はユーモラスで、ときにはバカバカしさもあり、シリアスなシーンの息抜きになるといいなと思って作っています。なつぞらの音楽、サウンドトラックでは本編では流れなかったパートを余すことなく聞いていただいて、心に残るセリフや沢山のシーン、十勝の風景を思い出していただけたら嬉しいです。――橋本由香利