Netflixで配信中のオムニバス映画「ボンベイ・トーキーズ(Bombay Talkies)」「慕情のアンソロジー(Last Stories)」などで知られるゾーヤー・アクタルが監督を務める映画「ガリーボーイ」が10月18日(金)から東京・新宿ピカデリーほかにて全国公開されます。公開に先駆け、アクタル監督が、9月5日(木)に実施されるジャパンプレミアに登壇。詳細は新宿ピカデリーの
公式サイトにてご確認ください。併せて、映画の舞台となったスラム街(ガリー=路地裏)を駆け抜ける主人公、ムラドの場面写真が公開されています。
「ガリーボーイ」は、インドで活躍するラッパー、Naezyの驚きの実話を基にしたサクセス・ストーリー。主演のNaezy役はFacebookだけで1,000万人のフォロワーを誇る“プリンス・オブ・ボリウッド”の呼び声高いランヴィール・シンが務めます。
アメリカ・アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーより新規会員の招待を受けるボリウッド映画界の実力派女性監督、ゾーヤー・アクタルは1972年インド・ムンバイ生まれ。詩人 / 作詞家の父と脚本家の母、弟は監督 / 俳優としてマルチに活躍する俳優、ファルハーン・アクタルという芸能一家。米ニューヨーク大学の映画学校を経て、助監督を経験後に第22回〈東京国際映画祭2009〉で上映された「チャンスをつかめ!」で監督デビューを果たしています。
「ガリーボーイ」についてアクタルは、「特に90年代のヒップ・ホップ音楽が大好きです。(モデルとなったラッパー)Naezyは自分のラップを通して実体験を語っていたの。この作品の核となっているのは階級差別に対する闘いです。このテーマは、インドだけに限ったものではありません。社会の一員として私たちは抑圧をなくし、人が自分を表現できる能力を磨き、自分に自信を持って夢を追いかけることができる世界にしていかなければならないと思います。日本に行くのを楽しみにしています」と語っています。
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「ガリーボーイ」2019年10月18日(金)より東京 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
gullyboy.jp配給: ツイン