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三吉彩花と古川 毅も参加、映画「犬鳴村」旧犬鳴村トンネルにもっとも近い廃校で試写会決行

三吉彩花   2020/01/23掲載(Last Update:20/03/02 20:30)
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三吉彩花と古川 毅も参加、映画「犬鳴村」旧犬鳴村トンネルにもっとも近い廃校で試写会決行
 2月7日(金)に全国公開される映画「犬鳴村」の廃校試写会&舞台挨拶が、福岡県宮若市(旧犬鳴村)で廃校となった小学校の体育館にて開催されました。

 世界が認めたホラー界の巨匠・清水 崇監督が新作映画のテーマに選んだのは日本に実在する心霊スポット“犬鳴村”。“犬鳴村“は福岡市内からそう遠くなく幹線道路からも離れていない場所に“あるはず”にも関わらず、地図上にその痕跡は残っていません。ただ分かっているのは、“旧犬鳴トンネルの先にある”と言われていることだけ。「近くの小屋には死体が山積みされている」「トンネルに入ると車に乗っていた男性が突然笑い出し、精神病院へ20年間入院した」といった恐怖体験が絶えないスポット……。果たしてこれらは単なる都市伝説なのか、それとも真実なのか……。そんな常に恐怖体験で名が上がるほどの最凶スポット“犬鳴村”がまさかの映画化。その“最恐の心霊スポット”がある福岡県宮若市(旧犬鳴村)で廃校となった小学校の体育館にて、スクリーンを設置し試写会を行いました。さらに上映前には主演である三吉彩花古川 毅が登壇し会場を沸かせました。

 本試写会は、2月1日(土)より九州先行上映に先駆け決行。さらに、特別協力として宮若市が参加し、宮若市の協力の元、一部撮影が旧犬鳴トンネルで行われたこともあり今回の廃校でのイベントが実現。200名以上の宮若市民の温かい拍手で迎えられた三吉と古川は、少し照れながらも笑顔で登壇。役どころを聞かれた三吉は、「森田奏は臨床心理士で、普段病院でいろんな方を診察しているんですが、私の兄がひょんなことから犬鳴村に踏み込んでしまって、そこから身の回りにおきる不可解な謎を解き明かしていくという役です」とコメント。古川は、「僕の場合、ネタバレになってしまうので詳しくは言えないんですが、物語が進むにつれて僕の役どころが分かっていくので、ストーリーと合わせて楽しんでもらえたら」と語れないながらに役について話しました。

 また、2人とも映画のオファーがあるまで「犬鳴村」の存在は知らなかったそうで、三吉は「“犬鳴村”というのは知らなかったんですが、福岡出身の友達が多くて、映画化の話をしたら“あそこはヤバいよ!”と言われました」と語りました。さらに、「以前福岡出身のパントビスコさんと対談をした際に、パントさんも犬鳴トンネルに行ったことがあるそうで、行ったときは何も起こらなかったけど最後に撮った写真にはガッツリ(幽霊が)写っていたって聞きました」と話し、会場を凍り付かせました。また古川は「僕はホラーが苦手なので、まさかホラーを作る側になるとは思いませんでした」と笑顔。役作りについて聞かれた三吉は、「馴染みのない役なので、想像の世界で演じるしかなかったので、現場で監督と“タイミングをもう少しずらそうか、もっとリアクションを大きくしようか”など話し合いながら役を作っていきました」と撮影の秘話を披露。古川も、「“間”っていうのは、僕も監督に言われました。存在感を出していいのかどうなのかすごく難しい役どころだったので、役の謎がバレないように演じるのはすごく試行錯誤しました」と難しかった約作りを振り返りました。

 ホラー映画ということで、撮影中の怖かったエピソードを聞かれると、「ここで?というようなタイミングでカメラは壊れました」と三吉。また古川は、「ちょうど撮影時期がおととしの冬くらいで、山の方で撮っていたので、待合室にカメムシがめっちゃ多く(笑)」と言うと、三吉も「そうそう!10匹とかそんなレベルじゃなくて、天井に50匹とか……」とある意味怖い驚愕のエピソードを披露。古川は撮影の途中から合流したそうだが、「なんならカメムシをみんなで取る中で、仲良くなったかもしれない(笑)」と話し、三吉が「仲良くなったきかっけはカメムシです(笑)」と話すと、会場からは笑いがこぼれました。そして映画のポイントを聞かれた三吉は、「映画館に行くとエンドロールが流れ始めると帰っちゃう人も多いと思うんですが、この映画はエンドロールの終わった最後に“おお!”と思える部分があるので、最後まで見てくれると嬉しいです」と語り、古川は「僕も同じで、エンドロールの最後までお見逃しなく。そして地元の皆さんならではの、犬鳴トンネルに思い出がある方もいるかもしれないので、何かしら考えながら見てもらえると嬉しいです」と答えました。

 その後は、全面協力を買って出た宮若市市長・有吉哲信が登壇。有吉市長は、「廃校という最高のシチュエーションでこの映画が上映出来ることが嬉しく思う一方で、果たして先々不安なところもありますが、話題性としては最高じゃないかと思っている次第です。ぜひ皆様も温かく見守ってくれればと思います。あと商工会議所で“犬鳴村お化け屋敷”も準備しております。怖い映画を観て、怖いお化け屋敷を味わってもらえればと思います」と熱く語りました。市長の登壇とうこともあり、改めて映画製作に協力し、また本作の試写会を宮若市で行わせていただいた感謝を込めて三吉から市長へ鑑賞券をプレゼント。また宮若市からは、宮若特産の「追い出し猫」が記念品として贈呈。三吉・古川はそれぞれ1体ずつ市長から受け取りました。

 最後に、古川は「やっと皆さんに届くのが嬉しいです。この作品はジャパニーズホラーの巨匠・清水崇監督が作った作品なので怖いです!それだけは覚悟してもらって、でもそれだけじゃなくて、その中に血筋や運命によっていろんな物語が生まれていくので、どこか共感していただける部分がなにか1つでもあればいいなと思います」と本作への思いを語り、また三吉は、「宮若市の皆様には撮影の際、ご協力いただき、本当にありがとうございます。ただ怖いだけじゃなくて、奏の血筋であったり、いろんな人のストーリーが入り混じっていて、ただ怖いだけじゃない悲しさや寂しさな感情があるので、ぜひ劇場で楽しんでください。あと主題歌のMs.OOJAさんの〈ヒカリ〉という曲は、映画の世界観を伝える非常にいい曲になっているので楽しんでください」と熱く語ると、会場は大きな拍手に包まれ、イベントは幕を閉じました。

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©2020 「犬鳴村」製作委員会

■「犬鳴村」
2020年2月7日(金)より全国公開
www.inunaki-movie.jp
配給: 東映
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