The 1975擁するUKの名門レーベル「Dirty Hit」との契約で話題の
リナ・サワヤマが、4月17日(金)にリリースされるデビュー・アルバム『SAWAYAMA』から、最後の先行シングル「Bad Friend」をリリース。
「Bad Friend」は、アルバムの中で、もっとも本人の思い入れの強い楽曲とのこと。滑らかなヴォーカルと生き生きとしたポップを通してリナ・サワヤマの過去の友情との闘いを回想しています。日本では、J-WAVE「SONAR TRAX」、InterFM897「New Fire!!」にて、すでにパワープレイが開始されており、その期待度の高さが伺えます。
サワヤマは「アルバムにおける私のお気に入りの曲です。この曲はかつて私の大親友だった人にインスパイアされた曲で、20代前半の時に友達との関係から逃げてしまったことで、自分自身の自信の無さについて見直すきっかけになったことを書いています。誰もが “バッドフレンド” になりうるけど、なんでそうなっちゃうんだろう?」とコメントしています。
あわせて、本曲のリリースと同時にカラオケ風のリリック・ビデオも公開されています。こちらは、90年代の日本の情景を連想させるような仕上がりとなっています。
アルバム『SAWAYAMA』は、彼女の世界と向き合う作品で、リナ・サワヤマのもっともパーソナルな音楽を網羅しています。サワヤマはこのアルバムについて、「今作は、最終的には家族とアイデンティティに関するものです。2つの対立する文化(私にとってイギリス人と日本人)の文脈で、自分自身を理解することをテーマに掲げています。 ステレオタイプの内外で気楽にいられる場所を見つけ出し、最終的には、欠点も何もかも隠さず、ただ自分自身でいることに居心地の良さを見出します」とコメントしています。
日本で生まれたリナ・サワヤマとその家族は、彼女が5歳のときにイギリスに移住。10代の頃、彼女は音楽と学問への愛を発見し、のちにケンブリッジ大学に進学。異なる人種間の文化の違いと排他性に気付き始めました。これらの経験により、サワヤマは自分のアイデンティティを切り開き、彼女の文化と西洋の生活を結び付け、彼女独自のポップなスタイルを定義するアーティストへと進化しています。
また、イギリスと北米における新たなツアー日程も発表。9月にイギリスで4公演を行ない、その後、10月28日(水)に行なわれる米ロサンゼルス公演からアメリカ・ツアーを開始。ポートランド、シカゴ、トロント、ボストンなどを経て、11月16日(月)に、ニューヨークでツアー・ファイナルを迎える予定です。詳細は
オフィシャル・サイトにて。