ビョーク、
カニエ・ウエスト、
FKAツイッグスらのプロデュースを手掛けてきた、ベネズエラ出身で現在は英ロンドンを拠点に活躍する
アルカ(Arca)がニュー・アルバム『KiCk i』をダウンロード / ストリーミング配信で6月26日(金)にリリース。国内盤CD(CD XL997CDJP 2,200円 + 税)と輸入盤CD&LPが7月17日(金)に発売されます。ビョーク、ロザリア、シャイガールら豪華ゲストを招いて制作された“ポップ・アルバム”となっている模様。収録曲「Time」の2019年9月に米ニューヨークで撮影されたミュージック・ビデオが公開されています。
国内盤CDは輸入盤とは異なる限定の盤面デザインを起用し、ボーナス・トラック「Mirrors」を追加収録。歌詞対訳と解説も付きます。
新作は「ディーヴァが流動的ジェンダーのサイバーパンク・レゲトンを未来的にアップデートしたらどういうサウンドになるか」をテーマに制作したもので、ノンバイナリーのトランスジェンダー女性であると自認するアルカがそれを宣言するような「Nonbinary」をオープニングに据え、複数のエゴ / アイデンティティが共存する作品です。
前作に続き、アルカ自身が歌うほか、個性的なゲストが存在感を放っており、ビョークが「Afterwords」で圧倒的な歌を聴かせ、ロンドンをベースとするプロデューサー / シンガーのシャイガールは「Watch」でサイバーパンク的に機械的なスタイリッシュさを、ネオ・フラメンコのアイコンであるロザリアは「KLK」でラテンの刺激的な風を持ちこみ、「La Chiqui」でフィーチャーされているソフィーは実験主義とポップを大胆に交錯させています。
Photo by Hart + Leshkina