毎年、宮崎県宮崎市で開催される大型野外フェスティバル〈FREEDOM〉が、ドライブインライヴフェスとして〈FREEDOM beach 2020 drive in party〉の名称で10月10日(土)に緊急開催されることが発表されています。
かつて宮崎県が口蹄疫で大きな被害を受けた際、「宮崎を元気にしよう」と
MINMIをはじめとする多くのアーティストが集って行なわれた大型野外フェス〈FREEDOM 九州〉。その後も会場の変遷を繰り返しながら毎年大盛況を収めていましたが、10周年目の記念公演を迎えるはずだった今年、周知の通り猛威を振るい続けている新型コロナウイルスの影響で、5月の開催は見送られました。しかし、コロナ禍でエンターテイメント業界も前代未聞の苦境に立たされている中、その灯を消さないためにもと、地元宮崎のイベンター、GAKUON・ユニティフェイス加来聖子社長と、アーティストMINMIが協議に協議を重ね、「drive in party」という新たなライヴのスタイルを考案。徹底したコロナ対策を講じた上で開催することを決めました。
加来聖子社長は「コロナは怖いです。でも、笑顔が失われるのももっと怖いです。そういう思いも込めて、3人の子供の母であるアーティストMINMIと、イベントプロモーターの代表を務める私の女性2人が中心となり、GAKUONおよび地元スタッフの方たちと共に立ち上がり、FREEDOMファミリーそして、政府や宮崎の応援をいただき、大切な家族や友達と思いっきり楽しめるドライブイン形式での野外ライヴを企画しました。ライヴでは、照明・映像で光のパーティ空間を演出し、音はエフエム周波数を使用して車の中で楽しんで頂きます。こんな時代だからこそ、新感覚のエンターテインメントの可能性を信じて、“人々の心を豊かにし、明日への活力につながる”イベントを目指しています。また、アーティストとオーディエンスを笑顔で繋げるかけ橋になれればと思っています」とコメントしています。
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(ACPC)の理事も務め、ライヴ・コンサートのプロとして長年エンタメ界を牽引する加来聖子社長がジレンマの中で最終決断を下した今回の公演。その覚悟に応え、MINMIも「ステージに立つ側もルールを守ってパフォーマンスを」と呼びかけた上で賛同してくれるミュージシャン仲間を召集。オーディエンスにもマナー向上を呼びかけるとともに、「最高のパワーで全ての人の不安を流し、勇気と感動に変えていきましょう」とメッセージを掲げ、加来聖子社長と「二人三脚」で成功への意気込みをのぞかせています。
また、今回のフェスでは、打撃を受けた宮崎の店舗と連動して地場の名産品を、フェス飯として提供することも計画中。〈FREEDOM〉を愛してくれるファミリーと、地元宮崎に「夏のエンターテインメント」をプレゼントしたい一心で、加来聖子社長とMINMIは今なお、意見を戦わせながら特別な夏フェスを構築し続け、エンタメ界からも期待の眼差しが向けられています。出演アーティストの情報は随時、公式ウェブサイトにて発表されます。
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FREEDOM beach 2020 drive in party2020年10月10日(土)
宮崎 宮崎シーガイア
出演アーティストおよびチケット情報は9月1日(火)発表
freedom-aozora.com