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安田顕と山田裕貴の共演作映画『ハザードランプ』に松本若菜、中村中、阿部純子らが出演

安田顕   2021/05/25 12:49掲載
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安田顕と山田裕貴の共演作映画『ハザードランプ』に松本若菜、中村中、阿部純子らが出演
 地方都市で代行ドライバーとして働く男ふたりの一夜の心の交流を描いた『ハザードランプ』が、2022年に全国公開。キャスト発表第2弾として、中村中松本若菜ら8名のキャストが公開されています。

 本作は『誘拐ラプソディー』、『捨てがたき人々』などの作品で注目を浴び、俳優としても活躍を続ける榊英雄監督が、『アリーキャット』の脚本家・清水匡と再びタッグを組み安田顕山田裕貴を主演に迎えオール福井ロケを敢行した意欲作です。代行ドライバーという様々な客を乗せる仕事に焦点を当て、夜の町の人間ドラマと男ふたりの奇妙な関係と因縁を、監督・榊英雄×脚本・清水匡の映画『アリーキャット』コンビが完全オリジナルストーリーで映画化しました。

 今回発表される第2弾キャストは合計8名。須貝の恋人・美乃梨役を松本若菜、須貝を突然訪ねてくる謎の人物・ズーコ役を中村中、須貝と刈谷が働く代行運転会社の社長・黒沢役を石倉三郎が演じます。さらに、代行運転の利用客たちにも個性派俳優が集結。酔っぱらって須貝に絡んでくる女性客・佳菜子役には阿部純子、地元のスポーツ用品店店主・吉井役を福井嶺南出身の大和田伸也、彼に融資をしている銀行員・高木役に福井嶺北出身の津田寛治、同級生同士の飲み会帰りの客・冨山役に六平直政、相田役に金田明夫がそれぞれ扮し、一癖も二癖もあるキャラクターで主人公ふたりの心の距離の変化に色を差しています。

[コメント]
念願の榊組、そして安田顕さん。
二つ返事でオファーを受けさせて頂きました。
脚本を読み進めていく中で、このハザードランプの世界から立ち去ってしまいたいような、ずっと居座っていたいような不思議な感覚に陥りました。私にはない世界観にいる人物たちの中に上手く入っていけるのか戸惑っている反面、頭の中では既に芝居をしている自分がいたりもしました。
撮影は、寒い時期の福井県でした。
天気に恵まれない日が続きましたが、晴れが必要とされるシーンでは、数時間晴れ間がのぞき、さらに雪が降るという奇跡的なことが起こりました。
撮影監督が信頼している早坂さんですので、そのシーンはきっと神秘的で素敵な映像になっていることと思います。
映画を観終わった後は、心にドーンと追突される感覚になるかもしれません。
クランクアップしてから何ヶ月も経った今でも、私の脳裏に音楽と映像とセリフが繰り返し流れているように、数日間は映像がビッシリと焼き付き、セリフが木霊し、そしてとある音楽が耳から離れなくなることでしょう。
忘れられない映画になってもらえたら嬉しいです。

――松本若菜

『ハザードランプ』は「取り返したい」人たちの物語だと私は感じました。

10年程前、ミュージシャンの友人が、ほんの少し目を離していた隙に愛用している楽器を盗まれました。
未だ楽器は発見されず、友人はずっと気にかけていて、怒りと悲しみで疲れ果てています。
その喪失感は一生癒えないかも知れません。
脚本を読みながら、そんなことを思い出していました。

撮影は主に夜でした。
暗くて全貌の見えない若狭湾の波の音に、知らない街を訪れる肩身の狭さと、このまま帰りたくない心細さを煽られながら、私も取り返したいものがある人間を演じました。
取り返したい人、取り戻したい時間がある人に観て欲しいです。

――中村中

オーディションを受けた時から、撮影が終わるまで、ずっと悩み続けた役でした。
安田顕さん、山田裕貴さん、監督に、「ここまで来られるか!」と試され続けた現場でした。
「ただ自分にできることをするだけだ!」と自らに言い聞かせて、がむしゃらにやりました。
ちゃんと映像の中で生きていたら、いいな。
みなさんにご覧頂ける日を、私も、ドキドキしながら一緒に待っていようと思います。

――阿部純子

出演依頼があった時、私の故郷が舞台だと聞き、ぜひ参加しようと思いました。以前、私が故郷福井県を舞台に映画を撮った時、いわゆる嶺北が中心でした。今回は嶺南が中心だと聞いて、これまた、福井県のふるさと大使、敦賀市の観光特使の私としては、嬉しい作品になりました。
撮影は、榊監督を中心に、とても熱く才能溢れる現場でした。

――大和田伸也

榊英雄監督が、僕の故郷である福井で映画を撮ると聞いて何とか参加したいなあと思っていたらお声をかけて頂きました。
僕の役どころは、主人公が働いている代行屋サービスを利用する酔っぱらったお客さんなんですが、もう一人酔っぱらったお客さんが…。なんと、福井の超巨星、大和田伸也さんです。もう、二人してアドリブの福井弁を喋りまくったので、乞うご期待!

――津田寛治

榊監督とは映画やドラマでご一緒していて旧知の仲なので是非出演したいと思いました。
脚本も読んで金田明夫さんと同級生で同じ野球部の友人役でしたので是非明夫ちゃんと芝居をしたいと思いました。
撮影は監督が厳しくて中途半端なエネルギーの放出では許してくれず、最後は必死にやりました(笑)
お客様には是非観て頂いて率直な感想を言って頂きたいと思います。

――六平直政

夜を徹しての撮影、普段なら床に入る時間に撮影真っ只中、みんなで集団夜更かし!
そして、人生で初めて深夜1時に夕飯休憩を経験。
楽しんでいたのは私だけか?
撮影終了後、宿に戻り朝風呂を堪能。
風呂に浸かりながら、この映画面白くなる!と、実感。
ああ、楽しかった!

――金田明夫

え?! このコロナ状況下で撮影できるのか?!と。
しかしロケ先様が快く受けてくださり、(よぅし!こうゆう時こそ我等の出番!)ワクワクしましたね。プロデューサーもエライ!!
まあ一体に人間という生き物は難しい。只々平淡、平凡に生きることは。どんな人間にもドラマがあり、そこから派生する事項でまさかの結末に。
現場は本当にどこからくるかわからないコロナを非常に要心しながら、監督、スタッフ、キャスト…頑張りましたな。
面白い作品です!
何卒ご高覧の程、お願い申し上げます。

――石倉三郎

©2022「ハザードランプ」製作委員会

『ハザードランプ』
2022年 全国公開
hazard-lamp.com
配給: 東映ビデオ
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