シンガー・ソングライター“
須澤紀信”が、前作から1年9ヵ月ぶりとなる最新EP『遠近法-Reconstruction of perspective-』を7月21日(水)にリリース。
前作のオリジナル・アルバム『半径50センチ』では、手の届く範囲ともいえる、そんな身近な日常から生まれる12のストーリーを歌った須澤紀信。最新作は、1年前から続く新型コロナウイルスによって新しく生まれた、肘でのタッチ、マスク越しの会話、オンラインでの授業やテレワーク等、コロナ禍の“ニュースタンダード”とよばれる新しい“距離感”の中で、過去の常識との間で生まれた様々な“孤独”を須澤独自の視点を通して再構築した5曲を作品化しています。特に、今回の作品の核ともいえるTBS『王様のブランチ』7月度エンディング・テーマにも採用された「希望のうた」は、このコロナ禍で、「一人だけど孤独ではない、心だけでも寄り添っていられる」という、須澤が出した一番伝えたいメッセージが込められたナンバーとなっています。その他、失って気づく別離の葛藤を2つの視点で描いた「ドライフラワー」「アソート -remix-」、恋の駆け引きをシニカルに捉えた「パセリ」、恋の一瞬の高まりを熱く歌った「一匙の魔法」と、ストーリーテラーとしての才能が開花した新しい須澤紀信を感じていただける5曲となっています。また、今作から新たに音楽プロデューサーのヤマサキテツヤを迎え、作詞家も取り入れるなど、制作スタイルを一新。須澤のストレートなメッセージはそのままに、新しいサウンドに挑戦しているところも聴きどころとなっています。
『遠近法』の発売にあわせて、今年の4月からスタートしているミュージック・ビデオ連続公開企画の第3弾も公開。第3弾として公開されたのは、このEPに収録されている「ドライフラワー」のミュージック・ビデオ。このミュージック・ビデオは、
スカイピース、ばんばんざい、なこなこチャンネル、しばなんチャンネルなど、数々のアーティストやYouTuberのミュージック・ビデオを手掛ける新進気鋭の映像監督の柴田海音(しばたかいと)によるドキュメントタッチムービー。男の視点で描かれた“別離”の受け止め方を考えさせる深みのある作品となっています。柴田海音とはミュージック・ビデオ連続公開企画の第1弾「考えたくもない」、第2弾「希望のうた」に続くタッグで、今回も心の機微を歌う須澤の世界をリアルに演出した必見の映像となっています。なお8月には第4弾のミュージック・ビデオの公開も予定しているとのこと。
また、今回のEPの発売を記念して、〈須澤紀信ワンマンライヴ「再構築」〉が8月28日(土)に東京・渋谷TAKE OFF7にて開催されることが決定。今回は昼夜2部制となっており、昼の部は弾き語り編、夜の部はバンド編の2つの須澤紀信を楽しめる企画となっています。新旧含めた須澤のレパートリーを、今回のライヴのために“再構築”してお届けし、さらには昼夜どちらともライヴ配信も予定しているとのことです。詳細は公式サイトをご確認ください。