第103回全国高等学校野球選手権大会の開会式にて、大会歌「栄冠は君に輝く」をアーティストとして初めて独唱した
山崎育三郎が、8月11日(水)にニュー・シングル「
誰が為」をリリース。あわせてミュージック・ビデオを公開しています。
「誰が為」は、あらゆるスポーツや吹奏楽など、頑張る学生に向けたエール・ソングになっています。2020年の甲子園出場が決まっていたにも関わらず、新型コロナウィルスの影響で中止になり試合が出来なくなってしまった元高校球児と山崎が対談をし、歌詞の中にそのリアルな言葉を取り入れ、
森山直太朗の作詞共作者でもある詩人・
御徒町凧が書き上げたものです。
小学生の頃、軟式野球で全国大会ベスト8まで進出するなど、野球に真剣に取り組んでいた山崎は、中学に入学し、野球とミュージカル、どちらの道に行くのか真剣に悩み、ミュージカルを選択。それゆえ、スポーツや部活動への熱い思いを、常に抱いています。
コロナ禍で、甲子園をはじめあらゆる学生の大会が無くなったことに胸を痛めた山崎は、2020年、NHK朝ドラ『
エール』に重要な役所で出演し、「栄冠は君に輝く」を劇中の重要な場面で独唱したり、紅白歌合戦では「栄冠は君に輝く」を熱唱する機会があったことで、日ごろから心に抱いている“部活などを頑張っている学生を応援したい、寄り添いたい”という気持ちをますます大きくしていきました。
そのような中で、2020年、甲子園出場が決定していたのにも関わらず、コロナで大会がなくなってしまった元高校球児と対談する機会があり、その生徒たちの悔しかった想いや、それでも親や応援してくれた人たちへの感謝の気持ちを持ち続けている生徒のリアルな言葉から「誰が為」は生まれました。
公開されたミュージック・ビデオは、青空の下、野球場のマウンド上で、真っすぐ前を見据え、優しく、ときに力強く、聴き手に寄り添うように歌う山崎がとても印象的な作品となっています。