ミュージカル俳優の中井智彦が、コンセプト・ライヴ〈中井智彦Concept Live 2022「ウタツムギ-愛がカタチになったなら-」〉を2022年2月11日（金・祝）に開催することを発表しています。

　7月に開催されたコンセプト・ライヴ〈中井智彦Concept Live「ウタツムギ-愛がカタチになったなら-」〉が大好評を博し、シンガー・ソングライター、須澤紀信と初演からわずか7ヵ月で再演となります。

　この物語に登場する人物は、とある男女。裏切り、挫折、かつて想いを馳せた人との再会。それらを通し、カタチには見えないけれど“一番大切なこと”に、ふたりは気が付きはじめます。「愛がカタチにならないのには、きっと理由がある」。“物理的な距離を取らなくてはいけない今だからこそ、大切にしたい。”そんな想いを、既存のJ-POPの名曲と書き下ろし楽曲を紡ぎ開催されます。

［コメント］
「歌の中に生きたい」。
歌の中にある物語の登場人物として生きること。それが小さい頃からの僕の夢でした。
そしてカタチになったのが、この「ウタツムギ」。
既存のJ-POPの名曲、そして本作のためのオリジナル楽曲と共に紡がれる歌の物語。
須澤紀信さんのストーリーテラー、長濱司さんの編曲、水野貴以さん演じる女性、そして僕の演じる男性と共に、愛のカタチに触れる事ができるコンセプトライブ。
決して同じカタチにはならないこの作品を、再演できる喜びを噛み締めています。
ミュージカルでも、ライブでもない、新たな歌の物語の世界です。
ブルースアレイでお待ちしています。
――中井智彦

今年7月の初演に至るまで、1年近い準備期間があり、物語の構想やそれに添わせるような選曲、歌のパート分け、自分の立ち位置など笑、随分と長い時間ウタツムギと向き合っていました。
そしていざ幕が上がり、昼夜2公演、あっという間でした。終演後、短い、もっとしたい、まだまだこの公演には可能性があり、熟成させることができるはずなのに。という気持ちが、帰りの土砂降りと共に心を打ちつけてきました。飢えていたんだと思います、初の試みとして、僕自身いろんな取り組みをさせていただき、成長させていただいた。でもまだまだこの公演に教えてもらうことはたくさんあるはずで、それを見つけるまでは終われない、と。ご時世ではありますが、実際、打ち上げもできていませんし笑、終わった、という感覚は薄かった。そこに今回の再演決定、早速気持ちが浮き立っている自分がいます。再演でありますが、まだまだ磨き上げる余地が隅々にあると思っています。またメンバーに会えるのも楽しみですし、更に磨きのかかったウタツムギを楽しみにしていただければと思います！（その頃には打ち上げできたらいいな）
――須澤紀信