[ライヴ・レポート] 360度ステージで全方向から観客の眼差しを浴びつつ、会場を笠原のメンバーカラーであるホットピンクの光で染め上げてライヴはスタート。「赤いイヤホン」「次々続々」と、随所でセンターに立つ笠原へスポットを当てながらヘヴィなビートを刻んで会場の熱量を上げていく。観客もクラップをまわして流れを作っていったところで、最新シングルより華やかなブギーナンバー「愛されルート A or B?」を披露。続く「乙女の逆襲」で挑発的に最初のブロックを飾った。
年長メンバーが特に涙もろくなっているところで、サブリーダーの川村が「後半戦になってきました。観客席の皆さん、最後までアンジュルムをたっぷり楽しんでください!」としっかり支える。そこからすぐさま「泣けないぜ・・・共感詐欺」でアグレッシブに繋げてしまうコントラストの強さに、アンジュルムのアイドルとしての芯の強さ、心意気がはっきり打ち出されていた。「タデ食う虫も Like it!」から最新シングル曲「はっきりしようぜ」そして「ドンデンガエシ」と熱量たっぷりに届けたあと、ライヴ本編は鉄板ナンバー「46億年 LOVE」で締めくくられた。