フェアポート・コンヴェンションのメンバーとして60年代にデビューして以来、現在まで精力的に活動を続ける
リチャード・トンプソン(Richard Thompson)。彼がそれまで公私ともにパートナーだった
リンダ・トンプソンと別れ、1983年に発表した本格的な第1弾ソロ・アルバム『
Hand of Kindness』を携えたライヴの模様を収録した『
ライヴ・アット・ロックパラスト 1983&1984』(YMBA-10727〜31 8,500円 + 税)が11月1日(金)に発売されます。
2枚組DVDと3枚組CDから成るこの作品には、1983年12月12日のハンブルグ公演と、84年1月26日のカンヌ公演の2公演を収録。若干バンド・メンバーは異なるものの、リチャードはアコーディオンとサックス2本を含む大編成を従え、『Hand of Kindness』とリチャード&リンダ・トンプソン名義の82年作『
シュート・アウト・ザ・ライツ』収録曲を中心に、イングランドのカントリー・ダンス・チューンのメドレー「アマリリス」、
レッドベリーでお馴染みの「アルバータ」、
グレン・ミラー楽団の「ペンシルヴァニア6-5000」、アイルランド名曲「ダニー・ボーイ」、
ジェリー・リー・ルイスの「火の玉ロック」なども披露しています。ハンブルグ公演直後のリチャードへのインタビュー映像も収録。
また、リチャードは
ウィルコの
ジェフ・トゥイーディがプロデュースした2015年作『
スティル』が全英チャート10位を獲得するヒットとなったほか、今年に入ってからも自らの楽曲をアコースティック・カヴァーした『
アコースティック・クラシックス2』(PCD-25238 2,500円 + 税)と『
アコースティック・レアリティーズ』(PCD-25244 2,500円 + 税)を立て続けにリリースしています。