SAMOEDOが、7月15日(金)に配信にて、7月27(水)にLP、CD、カセットでデビュー・アルバム『
SAMOEDO』をリリースすることが決定しています。5月にリリースした1stシングル「Suiteki」、そして現在先行配信をしている「Goodbye de」が注目を集める中、6月24日(金)に90'sアジアン・ポップ・ムード漂う収録曲「くせのないくせに」の先行配信も決定しました。
2022年に結成された新バンド、SAMOEDOは、映画音楽やプロデューサー、文筆家として活躍する
菅原慎一(元
シャムキャッツ)が、ともに2010年代の日本のインディ・シーンを支えてきた盟友であるベーシストのnakayaanと、ドラマーの鈴木健人、そして気鋭の鍵盤奏者、沼澤成毅を誘いスタートしたプロジェクト。
今作のミックスを担当したのは、韓国・ソウルでormdstudioを主宰するキム・チュンチュ(playbook、Silica Gel)。マスタリングを担当したのは、同じくソウルで活躍するPhilo's PlanetのJaimin Shin。鮮烈なイメージを照射するアートワークとデザインは、韓国・ソウルを拠点に活動するHaeri Chungによるインディペンデント・パブリッシャー、SUPERSALADSTUFFによるものです。
コンセプトは“アジアへ向けて発信するのではなく、アジアから発信する”。視線の先にあるのは、世界中の聴者です。古今東西の音楽を愛し、それを独自のファンクネスとして表現するnakayaanの歌うようなベース、ミニマルでタイトな安定したビートが、グローバルなビジョンを浮かび上がらせる鈴木のドラム、ジャズ〜クラシックの教養を下地にした沼澤のシンセサイザーが、菅原のギターと母国語である日本語を織り混ぜながらも、特定のイメージに回収・消費されることを意図的に回避した歌声に織り重なり、挑戦的なアート・ポリフォニー(個性あふれるメンバー4人のパートが協和しあって進行する音楽)と呼べるものを作り上げています。
また、8月10日(水)に東京・代官山SPACE ODDにて開催するリリース・パーティ〈Vitamin S〉のツアー・ヴィジュアルも公開。現在チケットのオフィシャル2次先行が受付中です。