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須賀健太がツルツル海パン姿で登壇、映画『スイートプールサイド』舞台挨拶

須賀健太   2014/06/16 16:29掲載
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須賀健太がツルツル海パン姿で登壇、映画『スイートプールサイド』舞台挨拶
 『惡の華』で知られる人気漫画家・押見修造による初期の傑作を、『アフロ田中』や『自分の事ばかりで情けなくなるよ』を手がけてきた松居大悟監督が実写化! “毛のない男の子と毛深い女の子”の青春剃毛映画『スイートプールサイド』が6月14日(土)より全国公開。初日には東京「新宿ピカデリー」で舞台挨拶が行なわれ、押見&松居の2人をはじめ、主演の須賀健太荒井 萌も登壇しました。

 海パンとゴーグル姿の須賀をはじめとする豪華ゲスト4人がそろったところではじまったトークショーは最初からテンション上々! 公開を迎えた今だからこそ語れるヒミツなど仰天エピソードも飛び出し、終始大盛り上がりのイベントとなりました。

(C)2014松竹株式会社

[『スイートプールサイド』初日舞台挨拶より]

――まずはじめに、毛が生えてこないことに悩む高校1年生、ツルツルの主人公・太田年彦役を演じられました須賀健太さん、ご挨拶をお願い致します。

須賀 「本日はお越しくださいましてありがとうございます。映画はいかがでしたか? 何を言うか考えていたのですが、何も浮かばないまま来てしまいました。1年前に撮影して、公開を待ちに待っていたのですが、いざ公開を迎えると寂しい気持ちでこの場にいます。4歳からこの世界にいますが、その中でも一番変わっていて、いい作品に巡り合えたと思っています」

――太田の同級生で、彼にひそかな恋心を抱く坂下麻衣役を演じられました、荒井萌さん、ご挨拶をお願い致します。

荒井 「夏にぴったりの青春映画です! 須賀くんと監督が控室でうろちょろしていて、緊張が私にも伝わってきて、ドキドキしながらここに立っています」

――原作者の押見修造さん、ご挨拶をお願い致します。

押見 「何回見てもドキドキして、いたたまれない気持ちになります(笑)。漫画を描いているとダイレクトに反応を見ることができないので、多くのお客さんの反応がたまらないです!」

――最後に、松居大悟監督、ご挨拶をお願い致します。

松居 「頭真っ白で恥ずかしいですね(笑)。短い間ですが、楽しくお話ししていきたいと思います」

――本作は「毛」という、切実なコンプレックスに悩む高校生が、悩みを共有することで、ヒミツの関係を築いていく姿を描いていますが、なかなか珍しい作品かと思います。須賀さん、太田という役を演じてみていかがでしたか?

須賀 「撮影のとき監督に言われて、全身剃りました。髪の毛以外、、見えないところも剃りました(笑)。実は今日も全部剃ってきました! 風呂場で1年ぶりに剃ったんですけど、カミソリ負けはしませんでした(笑)。そのくらい、この作品にかける思いがすごいということなんです!」

――荒井さんは実際、須賀さんと高校のとき同じクラスだったと伺いましたが、やりやすかったですか?

荒井 「キスをせがむところなど、最初は恥ずかしかったです。普段の姿しか見ていなかったので、逆に仕事をしている姿を見られて照れてしまいました」

――押見先生、ご自身の漫画が実写映画化され、それを今日はお客さんと一緒にご覧になってましたがいかがでしたか?

押見 「毛を剃る一連のシーンの静けさが気まずかったです(笑)。試写で見せてもらったときよりお客さんがいっぱいいるので、余計ドキドキしました」

――松居監督、お客さんを前にしてどのようなお気持ちですか?

松居 「感情がごちゃごちゃしていて、言葉が出てこないですね。実感がわかなくて…まあ、うれしいってことですね」

――須賀さん、剃るシーンを演じてみていかがでしたか?

須賀 「緊張しました。自分で剃るより、人の毛を剃るほうが緊張しますね。傷つけちゃいけないとか、優しくしなきゃとかすごく思いました。でも剃る前は緊張したけれど、剃ってるときの感覚は面白くなってました(笑)」

――ここで、皆さまにお知らせがございます。「スイートプールサイド」がカナダのモントリオールで7月から開催されるファンタジア国際映画祭と、ぷちょん国際ファンタスティック映画祭にて上映が決定いたしました。これで、先月にミラノで行われた映画祭に続いて3ヵ国での上映になります。ちなみに、監督はミラノで明日試合を控えているサッカー日本代表の長友選手とお会いになったそうですが、長友選手とはどのようなことをお話されましたか?

松居 「僕より1歳年下なのに、まずびっくりしました。“20代で映画監督なんてすごいですね。長友です。よろしく”と挨拶されて、いや、あなたのほうが凄いから!って。ツーショット写真を撮ってもらうとき、腰に腕をぐっと回されて、スターってすごいなって思いましたね(笑)。映画も“面白そうだね”と言ってくれました」

――この映画が海外の人たちにも受けている状況を聞いてどう思いますか?

須賀 「映画祭、僕も行きたかったのに呼ばれなくて……(笑)。毛の悩みって国を超えるんですね」

松居 「身体的な悩みって日本だけじゃないんだなって。この映画、いける!って思っちゃいましたね」

荒井 「考えていたことお二人に言われてしまいました。毛って世界共通の悩みだと思ったら、この映画すごいなって思いました」

押見 「笑って見てくださったと聞いて、うれしい気持ちです。こういう思春期の通過儀礼的なものって世界共通なんだなと実感しました」

――最後に、須賀健太さん、一言ご挨拶お願いいたします。

須賀 「今日はありがとうございました。ここからは皆さんのお力をお借りして、たくさんの人に見てもらえるよう願っています。自信をもって僕の代表作だと言える作品です。お友達やご家族を誘って、ぜひもう一度見に来てください!」

松居 「小さい規模の映画で、現場は手作り感満載でやっていました。満員のお客さんに見てもらえてうれしいです! ネットや口コミで、人の力でムーブメントを起こせればと思っています。お力ぜひお貸しください。よろしくお願いします」
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